Steamゲーム、void Bastardsが鬼ごっこ的で面白い!(ホラー鬼&インタレスティング的な意味で)

というわけで、今回も前回に引き続き、Steamゲームのvoid Bastardsについてお話します。

 

これも、前回と同じく、ローグライクFPSというジャンルです。主に一人称視点でアイテムやお金などを集めていき、武器をアンロックして、先に進むというゲーム。

 

武器のアンロックやアイテム所持数は風来のシレン的にリスタートするたびにリセットする(が、低難易度の場合そこまで死なない)(つまり低難易度は強さがセーブされる系のRPG的なゲーム性に、高難易度の場合は風来のシレン的な死に覚えに)

 

世界設定としては、なんか宇宙を移動して、宇宙船から物品を強奪していくという感じです。

 

主にマップのフェイズと、FPS視点のフェイズがあります。

マップでどの場所に移動するかを決め、FPS視点で実際に船に乗り込む

 

このゲームの面白いところは、それぞれの船にて、必ず達成するべき目標が定まってないというところ。

 

つまりキツイと思う場所はスルーしても良い、(乗り込む前にある程度情報がわかる。どの敵がいて、どのアイテムが手に入るかがわかり、それを見て乗り込むか否か、また持ち込む武器を指定する)

 

また、ある程度アイテムを集め終わったら、全てのアイテムを集め終わらずとも、マップに戻っても良い。

 

もちろん、アイテムを収拾しなければ、燃料や満腹度がつきてゲームオーバーになりますし、強い武器を作成することができずジリ貧となります。

 

強い敵が発生する船でも、最低限の燃料や食料さえ確保すれば、あとは脱出するだけ、と考えれば死ににく楽かと思います。

 

つまり引く頃を覚えろカスという名言のとおり、引くことも大事、ということになります。

 

引くか攻めるか、

 

引くとしたらいつ引くか。

 

この、判断が大事なのです

 

確かにFPS的なエイム力も多少必要ですが、それよりも戦略が大事。むしろFPS要素はおまけと考えると攻略しやすくなりますし、より面白く感じる。

 

(ちなみに、停電というイベントが起きると、電力を戻す(ある部屋に言ってスイッチを押す)まで船から脱出することができなくなります。引くことを覚えろカスとは言ったが、時によってすぐに戻れないこともあるのです)

 

他にも、FPSはおまけだと言わんばかりの要素があります。

 

例えばドアをロックして敵を閉じ込めたり敵を移動させる武器で敵を閉じ込めて無力化したり、弾丸を節約するためにあえて戦わない選択を取ったり、FPSというよりもリソース管理ゲーみたいな感じです。FPSの下手さは戦略でカバーできる(できないこともある)、といった感じです。

 

 

 

さらに、このゲームにおいて重要な要素がもう一つあります。

 

それはホラー要素です。

 

いや別に、これはそういうゲームじゃありません。怖がらせようという演出はまったくないと言っていいです。

 

しかし、ビビるのです。

 

このゲームはDoomみたいなヒャッハー!といって銃を打つようなゲームではありません。静かなゲームなのです。

 

そんな一人静かな宇宙船に乗ってきて、遠くから敵の鳴き声?が聞こえてきて焦ってドアをロックしたり、不意に振り向くと敵がいたり

 

そう、突然来るんです。こっちがコソコソ探索している時に。こっちもこっちでやってることは泥棒みたいなものですから、そりゃビビりますよ。

 

加えて敵のキャラデザインも不気味ですし、不気味というかキモイ。

 

だがその刺激が、良い。退屈な日常へのスパイスなのです。正直良くできたゲームだと思います。

 

 

 

しかし、これは結構、難易度が高めのゲームなのではないか、と私は思うのです。

今行った攻略法は、別にゲーム中で説明されることではありません。

 

突然「こうすればいいんじゃね?」ってひらめいていく、気付きのゲームなのです。

 

製作者の意図するところを読み解けばそこまで難しいことはないのですが、当時ボクはwikiをみずにその気付きを得ることに快感を感じていました。

 

ですが、「そういうこまけえことはいいんだよ!さっくり遊びてえんだ!」という方には面白さが分かりづらいのではないか?結構不親切なゲーム。

そういう懸念があります。

 

まあ、Steamは一週間以内、2時間以内のプライ時間であれば返品できますから、合わなければそうしても良いかもしれませんね。

 

まあでも、この攻略法を駆使しないといけないのは、難易度が高くなってからであり、低難易度であれば強い武器で無双できる感じなので、とにかく一度触ってこの新感覚を味わってほしいという思いであります。

 

 

 

 

ちなみに私は遊びまくって、飽きて今はアンインスコしています。

神ゲーあるある、やりすぎて飽きる)(神ゲーに対する最大の賛辞)