前回の記事でこれを読んだ。
飛び降り自殺レポ | 栗 | 青年マンガ | Kindleストア | Amazon
飛び降り自殺をした人のレポ。
いやー、思いの外グロかったわ。
いやそんなスプラッタ映画ほどではないにせよ、ところどころリアリティがあってスゴイ、なんというか、冷や汗的なものがあったわ
(リアリティっつーかリアルなんだから当然だが)
前回紹介したときは、まだ1Pくらい読んだだけだったから、まあ無傷とハイワンまでも、骨折とかそんくらいだろうなって思ったが、
13階から飛び降りって、ね。
電線とかにひっかかって奇跡的に生還したっていう。
まあちぎれたりはないようだけど、一部感覚がなくなったとかなんとか。
なんというか、ここまでして生き残るってすごい嫌だなと。
「生こそが正しい派」にとって、死は忌むべきモノであり、今の時代に子供を生むことも「生まれないよりかはマシ」みたいなことを本気で思っている方からすればよかった~って思うんだろうが。
いや~、嫌すぎるよね。
ここまでして死ねないなら、スイスの自殺カプセルとか利用したほうが良かったよな。
ところで、このレポの中で、すごい共感する部分があった。
「22~24歳で死んだほうが美しい」という部分だ。
わかる。
わかるわ~。
なんか、若い頃、「大人や老人って汚いな」って漠然と思ってたよね。
女より男のほうが汚いって一般的にあるけど、女だったとしても老婆になったらどっちみち汚いじゃん。
そういった汚い存在になりたくない。
だから自殺を選ぶ。
わかる。
自分もそう思っていたが、結局それは机上の論理だった。俺の場合は。
実際死ぬことって難しいなと。
漫画や小説とかで「人って案外簡単に死ぬ」「まさか死なないと思ってないか?」とか、そういうこと言ってる割に、自分で死ぬとなると難易度上がるの何なんだろうな。
実際自分も自殺を試みようとしたことはある。
だが、俺の場合は、餓死で死のうと思ったわけだ。
刃物を使う系は怖いし思い切りが必要だし、薬や首吊りは失敗したときの後遺症が酷いし、ガスは発見者が危険が及ぶし、
でも餓死は結構後遺症とか残りにくいとか。日本人は餓死に耐性があるからね。
つまり、失敗を前提として試みていた部分がある。まあ開始時は本気だったわけだが。
死ぬことを本気で考えているなら、お腹が空くのも我慢できるはずだと。
(思い出したけどこの餓死自殺、なるたるのキャラがやってたな)
まあ結果は失敗したというか、2~3日とか一週間で諦めた気がするわ。
というか、自殺といいつつも、単に喰うのを我慢していただけだったわ。
そんなこと、特別なことでもなんでも無いのにな!
むしろ健康に良かったかもしれない!断食って感じで!
でもその時「ああ、自殺無理だな」と前向きに慣れた感があっったよな。
両さんのツイッターのテンプレで、「生きることを前提にものを考えろ」とか言っているやつがあるけど、アレって結局言葉でしかないわけじゃん。
でも俺の場合、この無駄な自殺行為によって、それが実感として理解できたようなきがするわ。
前はなにかあると「自殺というラストリゾート(最終手段)がある。」とちょくちょく考えていたが、この日から「ああ俺は自殺は無理なんだな」と思っているわけです。(なんか…図らずとも自己啓発的なことしてんな俺。)
だからこそ自殺成功している人をすごいと思ってしまう。不謹慎ではあるが。
そういえば今思い出したけど、俺って、すごい肉体や精神的に、地味なタフさがあると昔から思っていたわけですよ。
タフと言っても、苦しいときは苦しい。
強いというよりも生存能力が高い、という気がする。
普通強い人は、30キロ走れというと、軽く完走してしまうわけじゃないですか。
でも俺の場合は、30キロを苦痛を受けながら走って、結局10キロとかで脱落する。みたいな。
なんかこういうタフさって、昔から嫌だと思ってたわ。
だって学校ってつまらないじゃん?
こういうタフさのせいで、休めないわけだよ。
苦痛を受けるなにか、風邪とかをしても、学校がつまらなすぎても、休むことができない。
だがまあ、今となっては、タフさも才能のうちだなと。
俺が餓死自殺を選んで、後遺症なく自殺失敗したのも、そういうタフさが根本にある気がするわ。
なんか死ぬ気がしない。
仮に病気や事故でも、苦しんで生き続けるような気がする
だからできるだけそういう危険を回避したい。安全マージンを増やしたい。
ついでにいうと何百何千年と生き続けたいな。不老不死になりたいな。
そのために俺は早寝したり、適度な日課の運動をしたりしている。