海外のポリコレとか、「黒人がいない!作り直せ!」みたいな意見。
それに対して一般的には否定的だ。
だが、いいところを無理やり作り出してみる。無理やりポジティブに捉える事もできると思う。
それは
「貴重な意見ありがとうございます」
ということではないだろうか。
つまり、これは結局、資本主義の基本である競争にあたる部分なのではないか、と思うのである。
ポリコレ棒で叩く。それ自体は、善でも悪でもないのではないか、と。
だって意見を言うのは自由だからな。
つまり、攻撃してきていて、
それに対して、防御もしくは反撃しなければ、バランスが取れないのだ。
裁判でも検察と弁護士が戦ってよりよい判決を出す、みたいに、
検察側が「これはダメだ!」みたいに言っているわけだ。
ならば弁護士は「いやこれは良いものですよ?」と言わなければならない。
それで初めて、話し合いというか、議論みたいなのが起きて、バランスは安定するのではないだろうか
つまり、拮抗、バランス、競争。
三権分立だとか、企業同士の競争だったりとか、
社会にはそういうのがあるんだろ?
ポリコレの運動というのは、そういうものの一部でしかない。のではないか。
だってまあ、最近のポリコレは、正直行きすぎているとはいえ、
ポリコレの、悪いとされるラインがあまりにも低すぎるからダメなのであって、
例えば死ぬキャラクターの人種が全員○人だったり、全員があまりにも馬鹿にしたようなキャラをしていたり、
そういった一般人が見ても、あまりにも…、なのを否定する、
それこそが正しいポリコレではないだろうか。
(まあそれが相手に受け入れられるかどうかは別として、意見を言いたい!言わせろ! ってのは分かる)
だがまあ、そういった競争はインフレしがちなので、それが原因で今やばいことになっているわけで。
絵画に油かけたり、接着剤で手をくっつけたり、禁止書籍にされて実質禁書にされたり、
しかも、多分、ポリコレとかで叩く側としては、すごい楽しいと思うんだよな。攻撃って、人間の欲望の一つだと思うし。
多分、正しい世界にしようとか、そういった感情の裏側に、そういった原始的欲求があるんだろうなぁ。じゃないとここまで盛り上がらないでしょ。
あとなんだろうな。そういう人って、空気読むの下手なんだろうなぁ
このくらいは許される、これは別に意図してるわけじゃないでしょ。みたいなラインがわからないんだろう。
なんかすごいグローバル化というか、そういった異文化的な感覚の違いみたいな、
そういうのってすごい怖いし、めんどくせええええええってなるよな。
その点日本って良いよな。サブカルがすごい発達しているのも、そういう空気が読めるみたいな、他人をむやみに攻撃してはいけない、という倫理観くるものだと思うんだよね。
まあ空気を読みすぎて萎縮しがちみたいなデメリットはすごいあるけどさあ。
社会悪に対しても甘かったりするのも、すごい日本を悪くしている原因だと思うわけだけど。
でも、日本特有の”心が弱い”ということはデメリットとして捉えがちだが、必ずしもデメリットにならないみたいなところあるよな。
逆に海外特有の「自分の意見をはっきりいう」「堂々とする」みたいなのも、悪い側面もあるし良い側面もある。
結局は陰陽道なんだよ!