好きなものや嫌いなものを伝えるということ

自分は、好きなものを伝えるのが苦手な方だと思う。

 

 

まず、自分が何が好きなのか、なんというか自分の個性というか、確固たる自分があまりない。

 

いや、確固たる自分が無いことはないんだけど、それが他人に話せるような立派なものではない。

 

あるいは、そのことを他人に主張するのが、恥ずかしいと思っている。

 

 

なんというか、自分はあまり、強い優秀な人間ではない。だから自信がないし、他人に対して恥を書きまくっていた。

 

だから、自分が好きなものイコール、それを信頼のないものに変えてしまうのではないか、というおそれがあるように思える。

 

 

坊主憎けりゃ袈裟まで憎いではないが、自分が触れたものの評判が、他人にとって良くないものになるというか、マイナスイメージに成るのではないかみたいな。

 

有名人がある商品の広告に出ることで、その商品にプラスイメージをつけるように、その商品に対してマイナスのイメージを与えるのではないか、というおそれがある。

 

自分は幼稚で、あまりカリスマが高いとは言えない人格なので、

 

例えば俺がよそで「エヴァってすごいよな~」とか言っちゃうと、他人が「あいつが好きってことは、エヴァって大したことない作品なんだろうな~」って思ってしまうのではないかというおそれがあるというか。

 

なんか、自分は他人から幼稚に思われたくないと思っているのか、よくわからないが。

 

 

最近思ったのは、自分、少女革命ウテナが好きなんだが、その曲をカラオケでよく歌っていたのだけども、その曲をユーチューブで偶然見た時に、そういう感情を想起させたのですよね。

 

まったくそんなことを思っている人なんて、多分いないのに。

 

俺が仮に他人だったとして、別にどうでもええわって思うのにな。

 

 

 

 

そういった、そういう理由から、あまり好きなものを伝えるということが、苦手だなと。思ったわけですよね。

 

でも、今の自分の状況を変えるのって、そういう好きという感情なのではないかと。

 

 

やはり、今まで好きではないものに触れていたから心が腐っていたのではないかと。そう思ったのですよね。

 

わざとあまり好きではないものを選んできたわけですよね。

 

まあそれは、親に遠慮していたからだとか、過去の失敗経験から「どうせダメなんだろうな」っていう感覚になっていたからかもしれませんが。

 

 

先日のVRのやつで、それを顧みたわけですよね。

 

今回VR体験をする前は「まあどうせそんな面白くないんだろうな」「でもVR睡眠で、速く眠れる習慣がつくかもしれない」って思ったからレンタルしたわけで。

 

なんというか、高い金を出して高いリスクを払って得られるモノって、今まであまりなかったからな。

 

PS4もSwitchも、今は全く使わないし

大学選びも失敗したなと思うし。

 

今まで自分は失敗するのが普通というか、自分が選んで成功した経験がない。良いと思えるものがなかったわけですよね。

 

でもまあVRは正直良かったので、「あっ、高い金払っても成功することってあるんだ!」みたいな。そういう感覚になってるよね。