防衛したいから増税したいです…って、明らかにおかしくない?

 

 

俺はあまり経済に明るくないというか、あまり勉強してないから、間違っているかもしれないが、なんというか、今まで入れてきた知識の中で、なんとなく「経済とはこういうもの」というイメージがあって、そこからなんか「これどういうことなんだ?!」っていうことを思ったので、走り書きします。

 

まあつまり、増税ですね。

 

「○○がしたいから増税します!」みたいなことを言ってる。

 

子育て支援のために増税

防衛のために増税

仕方ないよね?税は税源なんだから。」

 

 

 

そういうことを言っているんですよね。

まあ、MMTという考え方では、税は財源ではないわけなんだけども。

 

実際まあ、見るからにオカシイのは政府だし、MMTという考え方があっている気がする。仮に間違っているとしても、今までのやり方を変えるべきだと思う。

 

 

 

まあそれはいいとして、

 

 

それで、増税っていうのは、つまるところ国民に流れるお金の流れの量を減らす、ということでもあるわけだよね。

 

例えば、ファンタジーな世界に、りんご屋さんがあったとして、一日100ウェンツという利益があった場合、その100ウェンツをまた別のオレンジ屋さんに使って、そしてまたオレンジ屋さんがそれを~という風にお金がぐるぐる回るわけだけど、

 

この100ウェンツが500ウェンツだった場合、もっとオレンジとかりんごとかが買えるから、できる規模が大きくなってくるわけだよね。

 

でも税金を取引ごとに半分政府にとられるとすると、りんごやさんは100ウェンツの中から50ウェンツ取られて50ウェンツしか使えず、またオレンジ屋さんでモノを買っても、オレンジ屋さんは25ウェンツしか使えないわけだ。

 

そうすると、どんどん買えるりんごやオレンジの数が減っていく。

規模が縮小していくわけだよね。

 

実際のりんごやオレンジの量は十分あって、それが欲しいという需要はあるのに、国民の中に流れるお金の量が少ないというだけで、欲しい人が欲しいだけ果物を買うことができなくなる。

 

その流れを、よりスケールを広げてみてみると、

 

前述のように、オレンジ屋さんやリンゴ屋さんなどの国民たちがぐるぐる回すお金がある。

それとは別に政府が税金として徴収しているお金があるわけですよね。

それに加えて、海外に流れるお金もあると。

 

そして、国民の中でぐるぐる回すお金が重要。このお金が多いほど、豊かな暮らしができる。

(ただし、ここのお金が多すぎても不具合が生じるので、政府が調整しないといけない)

 

 

まあ、そういう理解ですわ。

間違ってるかもしれんがだいたいあってるやろ。

 

 

そして現実に戻ると、増税増税とか言ってるわけですよね。

 

前述のとおり、子育て支援のための増税!防衛のための増税!なんか中小企業がずるいから増税

 

これをさっきの例に当てはめると、

 

国民の間に流れるお金の総量が仮に1億円だったとして、

 

今まで2000万お金を税金として徴収して、残り8000万円になったとする。

 

その8000万を国民の中でぐるぐる回しているわけなんだが、また増税します!っていって、今度は3000万取られて5000万になった。

 

そんな感じで、どんどん国民のぐるぐる金が少なくなっていってるわけじゃん?

(まあ実際はこんなに単純じゃないけど、シンプルなモデルとしてこういう感じで合っているでしょう?)

 

つまり、政府の「○○するために増税!」っていう主張って、限られているわけじゃないですか。

 

国民の中で流れるお金の総量が今5000万円しかないのなら、もう税金で取れる分は5000万しかないわけじゃん?

 

まあ実際は海外から入ってくるお金もあるんだろうけどそれにも限度があるじゃん。ってかグローバル企業って税金あんま払わないんだろ?

 

とればとるほど国民の暮らしは貧しくなっていくし、人々も行き場を失うし、仕事や仕組み、技術もなくなっていく。

 

この5000万円は、国民のライフポイントというか、生命線だと思うわけよ。

 

○○支援します!防衛します!って言って、その防衛する先や支援する先を壊死させるような行為だよね?

 

矛盾してない?

 

例えるなら、鷲頭マージャンみたいに、抜きとれる限界の量の血を何リットルあって、抜くだけ抜いて、体の一部に注入します!!そのほかの部位が壊死しても知りません!って言ってるのと同じじゃね?

 

つまり、犠牲を容認しているわけだよね。

 

だったら、Z世代的な人がいうような、「老人を切り捨てて若者に支援しろ!」って言ってるのと同じじゃね?

 

何が違うんだろうね。

 

 

”防衛のための増税

 

それはつまり「全体として生き残るためにお前ら国民は死ね」って言ってるのと同じだよね?

 

それで、国民が死んだら、なんで国を守る必要があるんだ?

死ぬんだから、もう守る必要ないでしょう?

そうやって死んでいった空っぽの国土を、守る意味はなんだい?

 

意味がないんだよね。本末転倒している。

健康になるためなら死んでもいいみたいなもの。

 

一番に優先するのは国民の命なのに、そのリーダーたる政府がその命を脅かしている。

 

国としての機能を果たさない国って、国と呼べるのだろうか?

 

山上テロが賞賛された意味はそういうことだよ。

政府が国民の敵になってるってことの証明なんだよなぁ。

 

 

 

 

っていうか、仮にもしMMT理論が存在しない前提で語っているけど、多分MMT理論は合っているだろうし、なんかもう全部が茶番だよな。

 

 

なんかもう行く末が心配だよこの国の。

末期までいくと革命しかないのかなやっぱ。もしくは日本脱出。

 

人々を自足自給の村に避難させて、お金を使わない生活をさせるしかないのかね。