ハンターハンターのゴンとネオンノストラードって似てね?
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ネオンといえば死亡とかで一時期2ちゃんで話題になった、あの占いのやつですけど、こいつゴンと似てね?っていう話です
ところで話は変わりますが、dアニで見返して思ったんだが、こいつ結構死んでも可哀そうじゃないキャラだなって今にして思ったわ。
結構意外だったんだが、ほぼ死亡確定みたいな感じで「あいつ死んだのか~可哀そうだな~」と思っていたところもあるんだが、今回アニメ見返して見て、あまり可哀そうとは思えなかったというか「これは死んでもおかしくないだろ…」というかね。
どういうことかというとネオン自身に危機感がないというか、部下含め皆殺しにされたってのを聞いても「次の競売はいつ?」みたいに平然と聞いてるし、「いやお前部下が制止しなければお前も死んでたんだぞ?!」みたいなね。誰も突っ込まないけどさあ。
浮世離れしてますわ。すげー金持ち特有のいやな感じを出していたわけですわ。
なんか2ちゃんの連中は「でも可愛いから死亡可哀そう」っていうノリなんだろうけどさあ。少女だろうと嫌な奴は死んでくれた方がすっきりすると思うんだよね。
まあ、正直こいつは環境が環境だけに仕方ない部分もありそうだけどな。
あの世界の権力が高いやつって常に命の危険があるだろ
念とかいう厄災並みの存在。
まあいいや。話を戻そう
今回のテーマは、ゴンフリークスとネオンノストラード、似てる説
まあ、分かるよね。ふたりとも無邪気。いい意味でも悪い意味でも。
ゴンは結構悪人も許すという、サイコパス的ということがよく言われているわけですけども、ネオンも前述のとおりボディガードが死んでも全然気にしてないところがあるわけですよね。
までもまあ、ゴンは結構正義感があるわけだし、ネオンはただ人体収集しか興味ないだけだし、全然違うところは違うと思うわけですが。
両者とも世間知らずというか、経験が足りない故の行動が似ているなと。
それでいて両者とも念の才能があるっていう、それでハンター世界を最低限生きる力はあるっていう。
というか、ネオンって、ゴンさん化の伏線だったんじゃないだろうか。
ゴンに似たキャラ、いわば並行世界のゴンみたいなキャラを登場させることによって、ゴンの危うさを伏線として置いておきたかった説。ゴンさん化する例のシーンの布石説ないですかね。
そしてゴンもネオンも最終的にひどいことになるわけですよね。
ゴンは制約によって念能力を失い、ネオンも団長の能力で念能力を失うと。
まとめると
共通点1、世間知らず、若い、空気読まない
共通点2、才能があり世渡りする力がある。
共通点3、念能力を失う
まあなんというか、両者とも富樫の思う子供っぽさみたいなのの具現みたいな感じで、似るのは仕方がないと思わんでもない。
富樫は結構、こういう無邪気さの裏にある残酷さみたいなのを描くのが得意だよな。
キルアとかその権化だし、ボマーとか幻影旅団とか最近の継承戦とかもお遊び感覚で人を殺すっていう。
そのなんというか、人を何人も破滅させたヤクザが、仲間には人情が厚い、みたいな。「みんなに好かれとった江戸っ子器質の良い人だった」みたいなね。
そういうなんというか、矛盾というか、残酷さみたいなものを冨樫は表現したいんだろうな。
実際そういうやつリアルでもいるよね。権力が高くて身内に甘いみたいなやつ。今の日本の政治だったり、KADOKAWAとか電通とかポリコレとか、権力持ってて傲慢になっててお遊び感覚でコンテンツを荒らすタイプの人間が。
自分を強いと勘違いして、生まれ持った権力で弱いものいじめするみたいな連中がいるよな。
冨樫は人気漫画家だから、そういう人と触れる機会もあるでしょうし、それを漫画としてネタにしようと思ったかもしれん。知らんけど。
まあ、俺も昔は、「冨樫はこういうやつらを肯定しているんだ!だからこういうキャラを登場させるんだ!」みたいに思ったこともあったけど、実際は真逆で、「リアルの嫌なやつを否定したいから登場させる」っていう部分があるのではないか。
小島秀夫みたいに、戦争を戒めるためにゲームに戦争をテーマにする、みたいな。
じゃないとレオリオみたいな善人サイド登場させないでしょ
いやまあ、知らんけど。実際はただリアリティや面白さのために登場させているだけなのかもしれんけどな。ヤクザ映画とか登場人物がクズであるほど良いわけじゃん。
それになんというか、常に社会的な倫理を問うみたいなスタンスで漫画読みたくねーわ。ポリコレかよっていうね。
まあ、感想をいうのは自由だから、別になにいってもいいと思うけどな。
まあ、あと話は変わるが、割と長期連載陣の作者って、こういう主人公的なキャラを描くの苦手説ありそうだよな。
正直キャラクターって、自分の分身みたいなところあるから、自分とかけ離れたキャラを描く際、結構難しいというか、本人のイメージだけで描くことになるわけじゃないですか。
それによって演じることができないというか、精度が低くなるというか、「こういうとき子供はどう動けばいいんだ?」みたいなのをいちいち考えないといけないわけですよね。
長期連載と成ると、30代~40代くらいになってるだろうし。なんか結婚とか子供が生まれるとかそういうイベントで、なんか人格がパパママになっていってそれが作品にも影響してそうだよな。
その点、そういう子供向けコンテンツっていうのは、才能みたいなのも必要になってくるのかもしれないな。
少年漫画、ジャンプもそうだし、コロコロとか少女漫画とか、絵本作家とか。常に少年の心を維持するみたいな
なんか連載序盤の主人公の子供っぽさが薄れて大人っぽい感じになったり、あるいはなんというかギクシャク感が出てくるよね。
ああ、あれだな。美味しんぼが最初主人公の父親が敵として描かれてたのに、なんか和解したみたいな。最初は主人公に共感してたのに、父親の方に共感してしまったみたいな。刃牙の父親とかも同じ感じ。
そういうところあるよな漫画って。だから面白い。
その点ハンターハンターはどうなんだろうな。
最初からゴンは「そういうキャラ」として描かれているように感じる。
だからゴンがやたら人体破壊されたりするのは、冨樫が「こいつ嫌い」ってやったわけじゃなくて、もともとそういうプロットっぽいよな。
別作品だがNARUTOやブリーチも主人公虐待傾向あるけど、そいつらはどうなんだろうね。共感できなくなったからなのか、それとも作者に愛されてるがゆえの虐待なのか(ライナー感)
まあでも、一つ冨樫について思うことが合って、結構女の子優遇傾向あるよなって。
マチがヒソカに殺されなかったのもそうだし、カイトも女の子として転生したし
ネオンは一応殺されたけど、実際殺される描写ないわけだしな。
あとアリ編のパームもなんか大丈夫だったし。むしろ強化されてたし。
ヒソカVS団長で大量殺戮してたけど女が殺されてたっけ?
よくわからん見返さないと。
他にハンターハンターでなんか女の子が可愛そうな感じで殺されることあるっけ?
絶対男が可愛そうな感じで殺されること多いよな。
まあ気持ちはわからんでもない。っていうか超分かる。
でもさあ、男女差別だよ!って言いたくなる気持ちも多少あるわ。
だがそれはリアリティ出し過ぎか?
見てて嫌になるかもしれんな。
なんかのFPSゲームで、兵士が女性みたいなのをクローズアップしたポスターみたいなのがあったじゃん。
アレみてなんか自分嫌な気持ちになったんだけど、つまるところリアルの戦場にそういう女性がいると、やっぱり絶対負傷するじゃん。
女が欠損しているみたいなことが起こるよねって思うわけよ。(まあゲームの話だけどリアリティを考えると絶対戦争で負傷者が出ないということはありえないじゃん)
男が欠損するよりもダメージは高いじゃん?
だからこそ、リアリティがあると思い、創作的によしとするべきなのか。
それとも、やっぱそこまですると引くわ…みたいに思って描写を避けるべきなのか。
なんかさあ、普段俺らは、モブキャラが殺されて「うおおお!この漫画シリアスでおもしれえ!」って思うわけじゃん。
でも例えばハンタのネオンとかマチが殺されたら「は?」「可哀想過ぎる!」みたいな。
我儘すぎると思うんですよね。まあそれでいいと思うんですけども。
カオス的には理解できるけど、ロウ的には理解できない。
ロウ的には「そりゃ女も死ぬときは死ぬでしょ」って思う一方で、
カオス的には「女の子が死ぬのはやーなの!!」って思う。
我儘か!!