ワンピース、ドレスローザ編まで見ました。
なんか、ここまで来るのに結構色々あったというか、色々と、なんか、ローとかいう、湖南で言うところの安室みたいなキャラがいたり、そいつがなんか精神入れ替えとかいうエッチな能力を使ってきたりと、なんかこう、ツッコミどころが多かったわけなんですがね。
なんというか、前のパンクハザード編はあんまりだったわ。
まあ毎度のことながらおだっちは地形を利用したストーリー作るのうまいというかゲームシナリオ的な感じで良かったけどな。なんか武士みたいなやつの体のパーツを組み合わせるみたいなギミックもあったし。
でも割りとね、言葉に表せないがマンネリ感が若干あったよな。
でも、ドレスローザ編は割りと良いね。
まずおもちゃがいるとか、なんか色恋が多いとか、そういう海外っぽさというかね、異文化的な部分が旅してる感があってよかったよね
空島編とかでもなんかそういう旅してる感があっていいみたいな、そういう感想ある人いるけど、そういう感じですわな。
あと闘技場もね、俺みたいなこういうシンプルなバトルが好きな人にとっては良かった。
なんか闘技場の裏というか、待合室みたいな場所の描写も多くて、なんかそこでいざこざが起きるみたいな、よくトーナメント編とかで裏で何かするみたいな描写って結構創作の中で多い気がするわ。それ、結構好きだな。
そういう、裏番組的なね、皆が注目している中、一部は別行動しているみたいな。
そういうの結構刺さるわ。
でもまあ、これ、俺の脳内のネット民が言ってるわけなんだけども「おいルフィ!!なにやってんだてめぇえええ!!」みたいなね
いや話の流れ上仕方ないんだけど、ルフィが闘技場に出場したせいで、他のキャラがその分ピンチになるみたいな、そういう展開なわけですわな。ワンピースにはよくあるパーティー分断で苦戦するやつ。
いやまあ、仕方ないんだけどな、確かに固まって移動するほうが最適解だけどさあ・・・つまらねえじゃん。
でもなんかネット上では言われてるんだろうなってことが容易に想像つく。「ここルフィが闘技場に出なければ簡単に終わってたんじゃね?」的な。ルフィがある程度の最強キャラ故に、なんかそういう分断でそういうことをされがちだよな。メタ的に。
まあそれはおいといてここから結構ネタバレするんだが
ドフラミンゴっていう、ボスキャラがいるわけなんだけど、こいつがネタキャラとしてネットで有名なわけだが
そのドフラミンゴの部下である、シーザー・クラウンっていう研究者をローとルフィたちが誘拐してたわけなんですよね。前のパンクハザード編のボスなんだけども。
そしてその人質を使って、彼らはドフラミンゴにある要求をするわけなんすわ。
「貴重な研究者であるシーザー・クラウンを引き渡す代わりに、ドフラミンゴ、お前は七武海をやめろ」っていう、そういうう取引をしたわけなんですがね
(七武海とは、海軍の味方をする海賊のことで、めっちゃ偉い地位で色々特典があるみたいなやつ。
辞めるとドフラミンゴは困るらしい)
それでドフラミンゴは、七武海やめたってニュースを聞いたローは、「あっ、ドフラミンゴ七武海辞めたんだ。じゃあ約束通り人質引き渡すわ」って言って、シーザー・クラウンを約束の場所まで連れてくるわけなんですわ。
でも「実はやめてませんでしたー」みたいな、ドフラミンゴはそういうことをしてくるわけなんだけどもね。
ここのシーンさあ。ロー、おかしくない?これ。
七武海やめたってなっても、いちいち律儀に誘拐したやつを引き渡す必要ある?
やめたってなったら「ああ、じゃあこいつ殺すわ」って海に落とすなりして始末すれば、相手の戦力を無条件で削れるわけじゃん。
もしくはオペオペの実で適当な海賊とかを捕まえて、整形してシーザー・クラウンの偽物を作るとかさあ・・・
なんでわざわざ約束を守るんだよって、ちょっと思ったわ。
まあでもそういう、海賊って粋なところがあるから、「約束は守るぜ」みたいな信念があったのかもしれない。よく分からん。
あとルフィたちとも最初謎に敵対したりしてたし。
なんでわざわざ人格を入れ替えたりしてたんだろう?
エッチだからなのか?そういう入れ替わり系TSが趣味なのか?
まあ、おだっちが入れ替わりネタやりたいだけなんだろうけども!!
なんか割とバカというか…!でもそういうキャラじゃないじゃん。ゾロみたいに迷子になるとかそういう玉に瑕的な感じじゃなく、クール系なわけじゃん。
あと、もう一つ
別にツッコミとかではないが、印象深いというか、個人的に哲学的になったシーンなんだけども。
ドフラミンゴは、なんかドレスローザの王様なんだけども、その王権は、前の王様から騙して奪ったものなわけっすわ
糸で前王を操ってそれで国民を殺すみたいな。
それで、国民は優しい前の国王のことをひどいやつだってヘイトを持っているわけなんですよね。
実はドフラミンゴが悪いのに、騙されているわけです。
それでドフラミンゴたちがその悪に仕立て上げた王様たちを殺して、国民を守ったって形にしたわけですわ。
そして、今日からドフラミンゴこの国の王様だ!って感じでね。乗っ取ったってわけですよね。
これはアレだな。アラバスタ編を彷彿とさせるわけなんですけどもね。
あのクロコダイルが英雄のフリをして悪いことをたくらんでるみたいな。
それを聞いたルフィたちが「ドフラミンゴひでえやつだ!!」ってなるわけなんだけど
このシーン、なんかアレだよね。
視聴者としては、ドフラミンゴのほうが悪だって分かってるじゃん。前王が良いやつだってことが分かるわけなんだけども、
このドレスローザの国民からすれば、どっちが正しいのかって判断つかないよなって。
不当に罪を押し付けられた前王の娘に、国民が攻撃しているみたいなシーンがあるけど、もし俺がこの国民だったら同じことをするんじゃないかなと。
皆他の視聴者は「いや違うんすよ。その子は悪くないんですよ。悪いのはドフラミンゴなんす」って思ってると思うんだけどもね。
でもお前らもこの世界の住人なら、多分王様の娘攻撃してると思うぜ?
そういうね、哲学的に考えるとさらに辛いシーンだなっていうね。
じゃあね、もう何の情報もわからないじゃん。ってね。
何を信じれば良いんだ?って思うよな。
ドフラミンゴが正しいのか、前国王が正しいのかっていうね。
こういうことって現実でもあるよな。
政治的な話になるが、国債は国の赤字だから悪いものだって、そういう学者みたいな人が言うと、「ああそうなんだ」って納得するじゃん。
それで、国の借金を返済するために増税しますねー、国からの援助もケチりますよ。みたいな、そういう論法でどんどん日本はデフレになって、生産力が落ちて多くの自殺者が出てるわけじゃん。
なんか、こういうのとつながるよなって。
まあ漫画の話と現実をつなげるのはどうかと思うけどもね。
皆が正しいと信じているものが、本当に正しいとは限らないっていうね。
いや間違ってるならまだしも、それが多くの人の命、人生、幸福を奪っているっていうね。
なんかさあ、完全にドレスローザのそれと同じなわけじゃん。
やっぱり尾田栄一郎も、そういう懸念というか、社会の危機的意識みたいなのを持ってるんだろうなって。
なんか社会派的なテーマ扱うしなワンピースって。
なんかさあ 遊戯王の作者みたいに、政治的発言をするのは結構リスクがあるって理解してるんだろうけども
正直やってほしいよなぁ。「国の赤字はあって当たり前、増税する必要ない」っていね。
それだけですごい世界揺れると思うんだよな。日本救われると思うわ
いやそもそもね、遊戯王の作者のあの政治的発言の根本的な問題は、「なぜ安倍が悪いのか」を具体的に説明しなかったことだと思うんだよな。
あの一枚絵の中に、彼がやってきたこと、統○教会だったり、アベノミクスが普通の経済政策でしかなかったり、しかもしれが中途半端で終わってしまったり(財務省の差し金?)、そういう情報が書き込まれていれば、そういう知識が多くの人に共有されるわけじゃん。
だからさ、もうアレだよね。
つまり誰を信用するべきか、という話の戻ると、
俺の中で結論が出たんだけど
「信頼度」で判断するしかねえんだなって思ったわけよ。
どっちが嘘付いているかわからないならそういう、性格だったり、行動だったり、そういう信頼性という抽象的な感覚で何が正しいのかを判断するっていうね。
最後はそういう感情的なもので判断するしか無いんじゃないかなと。
なんかね、こういう、感情で判断するっていうのは、結構大事なんじゃないかなって
ドフラミンゴもさあ、一般市民の目線から見たら、まあ国を救ってくれた英雄なわけだがね、
「でも前の国王いきなりああいうことするやつなのか?」っていう発想は合って然るべきじゃん。
「もしかして心の病気だったんじゃね?」みたいな、そういう考えに行き着いても良いわけじゃん。
だって普段はあんなに尊敬されていた人物だったわけだし、
そういう信頼度の貯金は合ったと思うんですよね。前王。
だからさあ…そういうね、いきなりそういうおかしいことしだしても、いきなり「完全にそいつが悪!」って思うのは性急だと思うんすよね。ドレスローザの国民さんよぉ…
別作品だけどコードギアスの、ギアスが誤発動して日本人に銃連射したやついるじゃん?血染めのユフィーの回。
あいつも同じだよな。
あいつもいきなりやったことだし、プラス普段の言動とか見てそういうことするやつじゃないって分かってるはずだから、一般市民目線から見ても「あいつ病気だったんじゃね?」って普通分かるよね?
そう考えるとあの世界の住人も「あれ?もしかしてこれってユフィー様、嵌められたんじゃ・・・?」って気がつくよね。
なんかね、そういうところが必要なんじゃないかなと。
「あの人がそういうことする!?」っていうね、相手の気持ちになって、なぜそういうことをしたのかみたいな、
認知プロファイリングというかなんというか、
なんというか、クズって、普段の言動からしてクズがにじみ出てるもんだからな。
逆に聖人は、普段の言動も聖人オーラが滲み出るものじゃん。
いきなり人の行動が直角に曲がるわけないというか、延長線上にあるものじゃん。その人の行動の性質って。
なんかこう、日々の積み重ねで、その人の行動ってのは決定するわけだし。
そういう目が必要だよねっていう話ですわな。
でもさあ、ワンピースの、ヴェルゴっていうキャラ(顔にハンバーグ貼り付けてるやつ)
あいつは正直読めなくない?いきなり豹変するじゃん・・・こわ
なんかそういう可能性もあるんだよな。ずっと味方のフリしてたけど、実はスパイでしたみたいな。
まあでもそういうやつはそうそういないんじゃないかな・・・?そうしんじたい。
でもヴェルゴみたいなことって、それって結構心をすり減らすんじゃないか・・・実際、才能が必要だと思うわそういうことするのって。
進撃の巨人のライナーたちみたいな、精神崩壊しそうだよな。
誰が敵か味方か混乱するじゃん。
そう考えるとヴェルゴも顔に色々くっつけてるのはそういうことなのか?
心が壊れてるからあんな顔にくっつけるんだろうか?そういう設定なのか?おだっち?
いやしらんけどおだっちの遊び心なんだろうけども。