経済とかあまり良くわからんけどアメリカについて想像してみる

アメリカなどの国は、日本と比べて経済政策はしっかりしているらしい。

山本太郎さんが言うところによると、アメリカはコロナに対してしっかりと金を出しているという。

 

でも同時に「アメリカは衰退している」という話を聞いた。

 

え、どういうこと?という話なわけですよね

まあ色々調べたが良くわからんかったけども、なんというか貧富の差がどうのこうのと言われて、なんとなく思ったことは、「金の巡りが良いことには良いが、それは一部の範囲なのだ」ということなんだろう

 

なんかアメリカでは救急車が有料だとか、ホームレスは逮捕されるとか、かなり弱者に対して不利な社会になっているわけですよね。それで強盗とか犯罪でいろいろなリソースが食われているらしいじゃないですか。福祉が弱いから健康のためにサプリメント業界が強いみたいな話を聞いたこともありますし。マッチョ的な社会なわけですよね。日本以上に弱者が切り捨てられているらしい。

 

つまり、コロナ時の積極財政の恩恵を得ているのは一部なんでしょうねと。

恩恵を得られない人がいろいろな問題を起こして全体としてヤバいという話なんじゃないですかね。そういう予想。

 

それを考えるために、例えば、お金を血液に例えることができると思う。

 

そうでしょ。実際に売買っていうものは、社会にお金と商品が流れていくっていうことがなされているわけだけども、それが交換ゲームみたいにお金が行き渡っているわけですよね。そしてお金が沢山行き来するところは強くなって、少ないところは弱くなって消えていく。

 

でも血液=お金というのは、単純化したモデルに過ぎず、全く同じものではないわけです。

 

だってお金をどう使うかはそれぞれの自由なわけですから。

 

例えば大企業Aとその下請けBと、さらにその下請けCがいて、AはBにたくさんお金を支払うけども、BはCに対して少ししか与えない。ということがあるわけですよね。

 

そうするとCは別の会社と契約すればいいけど、他のところも同じ額とか雇ってくれる人がいなければそこにい続けるしか無いわけじゃないですか。今の日本みたいに。

 

こうやって単純に3者にモデル化しただけでも、なんというか金の巡りが悪いところと良いところがあるということがわかります。

実際にはこれがいくつも登場人物やら特性が存在してわけですからね。把握できないほど。

 

だからこそ、一つの国が平均的に見れば好景気だと行っても、単一としてみることはできないなと。

 

山本太郎さんが「アメリカはじゃんじゃん金を出している」と言ってたが、だからといってイコールアメリカ人全員が金持ちなワケがないわけですよね。全て単一、クローンなわけないじゃないですか。

 

とすると良いところは過剰に良くなり、悪いところは過剰に悪くなるというわけです。それが起こり得るというか、実際起きているわけです。

 

だからこそ社会福祉が必要なんですよね。

 

つまり社会福祉とは、血液が足りないところに血液を行き渡らせることなのだという話ですよね。

 

現実は血液に、たくさん送り込めば隅々までいきわたるというイメージではないわけです。

それぞれの層にはそれぞれの特性があるわけですから。

 

例えば生まれながらにして家庭が貧乏な人とかも当然いるわけです。

そういう人たちが好景気の恩恵にあやかるには、その人が儲かる仕事につかないといけないわけです。

例えば良い企業に就職するとか、YouTubeとか。

 

でもそのための初期投資、学費やら、修行する時間の生活資金とか、それが足りないから働かないといけなくて、さらにその勉強時間が減っていくというわけですよ。

 

つまり貧しい人たちがそこから脱出するためには、難易度が高いわけです。運も絡んでくるし。

 

難易度を軽くするためには、一旦仕事を休むとか、あるいは軽い仕事とかである必要があるわけでしょ。勉強するリソースを確保するために。でもそのためにはお金が必要。

 

お金持ちは「勉強すればええやんw」とか軽く言うけど、それは初期資金があるやつの特権なんだよ。

 

努力と労働を2つこなさないとそこから脱出できないわけですよね。ダブルじゃん。

そしてさらに子育てやら結婚やらいろいろな要素があるわけでしょ。だから少子化なわけじゃん。

 

逆に日本みたいにこういう人を見捨てた結果、貧乏人の中にもかなり頭の良い人才能のある方が専門職につけずになっているわけでしょ。それって全体としてもかなりの損失だろ。ジョブスがいない世界のことを想像してみろよ。PCがない世界なんて想像できないだろ。今がその世界線かもしれないわけじゃん。

本来ならもっと良い世界だったはずなのに、社会福祉がないせいでこの世界になってるわけですよ。

 

こうしてみると福祉ってかなり重要だと思いませんか?

 

そう考えると誰かさんが言った「貧乏なガキから歯を食いしばる機会を奪うな」みたいな事を考えると、な~んも分かってませんよね。

そういう考えこそが日本の底力を奪ったんだろっていう。

 

つまり、積極財政だけではどうにもならないっていう部分もあるよねという話ですよね。ベストを考えるなら積極財政とあわせて福祉も絶対的に必要なんだよな。

まあ積極財政だけで日本はかなり変わると思いますけど。消費税廃止だけで180度くらい変わりそうな気がしますけど、でも政府ができるベストを考えるならそれだけではダメなんだろうなと

 

 

いやね、机上の空論で理想的に考えるなら、確かに一見して、積極財政で世の中が潤っているならば、その余波が貧乏な人たちのところにも来るでしょって考えることもできるけど、でも必ずしもそうはならないってのが現実ですよねという話。

 

だって前述の通り経済は感情で動くもんだからね。政府がいくら積極財政したとて、そのお金の流れがどう動くかは、会社や金持ちの人達の行動にかかっているわけですよ。

社会全体として「お金がいっぱいあるけど不安だから貯蓄しよう」みたいなムードがあれば、余波が貧しい人たちに届かないわけですよね。

 

それが現実に起きているわけですよねきいたところによると、

例えば、トリクルダウンとか、それは失敗みたいな話じゃないですか。

トリクルダウンっていう、「金持ちがさらに儲かれば貧乏人にも恩恵があるんや!」っていう考えを実際やってみて、何十年後も貧困のままっていう状態らしいじゃないですか日本。

 

だからこそ意図的に金の流れを生み出す必要があるよねという話ですよね。それが大きな政府の考え方らしい。合理的というか、それが普通の考え方ですよね。

 

むしろ小さな政府って意味不明じゃないですか? なすがままに任せたら、なすがままにしかならない。

自然環境に例えてるんでしょうけどね新自由主義って。「いや、絶滅した動物は弱いから絶滅したんでしょ?そういう運命だったんだよ。だから弱いやつは見捨てるべきなんだ」っていう。

でもなんで自然界と人間界を一緒にしているんでしょうかねという。だったらもうやりたい放題じゃん。ウイルスとか寄生虫とかイナゴとか、そういう人間界で言うジョーカーみたいに社会を荒らす行為も自然界では摂理として容認されてますけど、じゃあ実際被害にあって、お前らは「それもまた摂理」とか言えるのか?

そこまで悟ってるわけねえだろ。俗世にまみれた欲の塊の裸の王様、平安貴族が。誰がお前の飯を作ってると思ってるんだ?

 

まあとにかく、結局正解は「大きな政府

意図的に人を救うために予算をつけるべきなんですよね。

 

もちろんソ連みたいにすべての金の流れを政府が支配するっていうのはリソース的にできないからこそ、「神の見えざるテ」みたいな考え方は必要なんだろうけど、逆に言えば「一部であれば金の流れを操作できる」というわけです。災害支援などの足りないところに与えるとか。研究など必要なところに必要なところに与えるとか。(それを切り取ってアンチはれいわは共産とか言ってるんだろうなぁ…何もわかってない哲学が足りない)

 

 

れいわ新選組がやろうとしている積極財政、それもまた必要なわけだけども、やはり社会福祉とか支援とか、足りないところに足すっていうのも必要なんですよねこうしてみると。

だからこそ、それら、自分たちに必要な政策を同時に言い続けているれいわ新選組しかありえない

 

れいわしかありえないわけです。令和にれいわ政権樹立すれば改号と合わせてぴったりだろ。歴史の授業でも覚えやすくていいじゃん。