アニメ「アンデッドアンラック」などに感じる「だるさ」。嫌いとかじゃなくて疲れる

なんか年を取ると趣味趣向が変わるとかよく言いますが、正直私は年を取っているというよりも「実は昔からこうだったんじゃないか」って思う質でしてね。

 

「実際はAよりBがフィットしてたけど無理してAと言い続けてきた。やっぱBだわ」

ってことがいろんなところでよくある。

 

例えば俺は最近甘いものをあまり好まなくなったが、でもそれは趣味趣向が変わったわけじゃなくて、昔からなんか甘いものを食ったあと体がだるいっていうか、家にあるからもったいなくて食ってただけだったなっていうのがあるというか。

 

アニメの趣味趣向とかもその一つでして、

 

なんかあるじゃん。最後まで見ないとみたいな執着、周年。

 

漫画やアニメとかさあ、つまらないと思っても最後まで見るっていうね。

なんか最後まで見てもそこまでなんかこう、満足感みたいなのが得られなかったなーっていう、そういう経験が「あ、もういいや」っていうふうになっちゃうわけよ。

 

まあ、時間とかもできるだけ節約したいしな。同じ時間を過ごすなら有意義な作業とか楽しいゲームに使いたい。

 

ストレス貯めることになんの価値がありますかっていう話。

 

でもよくニコニコのコメントで「1話切りだな」みたいに行ってくるやつは「うん・・?(ビキッ)」ってなるね。アニメ作った人に失礼でしょうがああああ!!

 

いや別にそこまで考えてないけど。無駄にいい人ぶってそういうこといったけどっていうか、俺も普通に作品の批判してるし1輪切りしてるけど

なんか僕よりも偉そうでムカつくっていうだけです。

 

 

 

まあともかく話を戻すけど、なんかその趣味趣向について最近思ってることがあって、なんか疲れるなぁって気がつくアニメが増えたなっていう。

 

例えばアンデッドアンラックっていうアニメが疲れるなと思ったわけですよね。

 

なんか、「これはこうだからつまらない」とか理性で考えてるわけじゃなくて、なんか感情で受け付けなくなるんですよね。

 

なんか西尾維新的なノリじゃん。固有的な世界観があるタイプのやつですよね。

 

なんでなんだろうな。なんかこのノリ疲れるなというか、別に嫌いじゃないんだけど、なんか恥ずかしくなってくるというかなんというか。急展開すぎるだろっていう。

 

アニメはまだだけどダンダダンっていう漫画にも似たようなものを感じる。

 

じゃあ西尾維新は良いのかよ!って突っ込まれるかもしれないけど、西尾維新はまだ旨味があるからいいっていう俺の解釈。なんか西尾維新は、自分がだるいって自覚してるじゃん。そういうギャグじゃん。

 

アンデッドアンラックはなんというか、ラブコメ要素だったりエッチ要素だったりなろうステータス的なアレだったり能力バトルだったり人格交代だったり、ジェットコースター過ぎるというかなんというか、

 

でもこれ、ジャンプの熾烈な生存競争の中で生まれるべくして生まれたっていう感じもするよなこう言語化してみると。

なんか打ち切り学会とか見てるとやっぱり話が進まないとかワンパターンっていうのが要因なわけで、作家はそれを当然避けようとするわけで。

 

例えば、なんか今まで的だった組織のメンバーに加入しましたっていう展開になって、なんかいきなりキャラが増えたりしてなろうステータス的なやつが発動したりするじゃん。

あそこがなんか情報を一気に流し込まれてるっていう感じがするというか。なんかアレ割と作者の努力を感じるんだよな。「打ち切りは嫌だ打ち切りは嫌だ!」みたいな。

連載ではアレで生き残ったのか知らないけど、なんか個人的にはなぁ。

 

なんかSteamとかのローグライクゲームとかでもさあ、なんかいきなりチュートリアルとかなしに固有の状態異常を大量に言われると面白さより疲れが出てきてしまうわけですよ。そんなモチベーション無いよっていう。

 

 

いろいろ足していけば良いっていう。それで良いんですか本当に?大事なのは調和でしょっていう。世界観やリアリティでしょっていう

それが良いんだよ!っていう人もいるかもしれないが。

 

なんかサム8とかもそういう理由で打ち切られたとかなんとか言われてますけどアンデッドアンラックはそれを最初にやらなかったっていうことだと思うわけですよね。

あと別にサム8ほどではなかったっていう。

 

割と「「最初に」説明しすぎないっていうことが大事」っていうことがよく言われていて、逆に序盤乗り越えればいくらでも説明し放題なわけじゃん。ハンターハンターとか序盤に5属性とかやりだしたら絶対ダメだったじゃん。今はもう殆ど説明しかしてないわけじゃん。

 

その点アンデッドアンラックは良かったのかもしれない。固有名詞とか数個くらいだったし、今行ったいきなりキャラが増えすぎたりするっていうのも序盤超えてからやってたことじゃん。ついてくるやつが大半で、その時にアニメで離脱した俺がおかしいってことになるわ。

 

 

 

うーんいや、結局今思ったんだけど、ちがくね?

 

ごちゃまぜすぎるとか行ってきたけど、それは違うんじゃねえかな。

一旦今行ったことは忘れてくれ。

 

実際のところ何故アンデッドアンラックが疲れるのかというと、やっぱシリアス過ぎるのがいけないんじゃないかと思うんだよね。

 

やっぱりうちってなろう世代じゃん?

いやまあ、確かに下り坂過ぎるとつまらんわーってなるけど、やっぱり80%ぐらい主人公有利Tueeでいて欲しいというのがあるわけで、

 

その点アンデッドアンラックは男主人公が強いっていうところもあるけども、なんか人格交代して敵になったりするわけじゃん。

かつ、なんか世界が滅びそうみたいなそういうシリアス的展開じゃん。基本的に

 

それがなんというか疲れるというか、

 

割と同調しちゃうじゃん見てると。作中のキャラの気持ちになっちゃうじゃん。割となろう的な読み方をしちゃうわけよ。主人公=自分みたいな。だとしたら自分優位に進んでほしいじゃん基本的に。

 

現実世界でさえこんな明日にも地震が起きたり海外との摩擦とかでなんかがあるかもしれないのにさあ、

創作でも世界滅ぶかもしれないっていうそういうこと言わないでくれっていうのがあるよね。なんか緊張がすぎるというか。こっちは緊張を抜きに来てるんだよっていうか。

 

あと味方サイドが頼もしくないというか、あの組織は何なのかっていうのが分からんまま進むっていうか。

結局こいつらは敵なのか味方なのか、

いや味方なんだろうけど、

 

なんか自分の中で「え?主人公たちって敵のメンバー殺したけど仲間になれるの?」みたいなそういう納得感みたいなのが無いまま話が進んだから、なんかそれがモヤモヤ感に繋がってる感じがする。

 

あとアニメっていうのがダメだった。

 

アニメって間とかあるじゃん。漫画なら自分のペースで読めるから気にならないけどアニメになったから気になるっていうのがあるじゃん。鬼滅の黄色いやつとか。

個人的にボーボボとかもアニメはダメだと思うわ。亀ラップはもっと早かったわ。原作ではもっとハイテンションだったわ。

あと最近は前にも行ったけど新アニメハンターハンターのアリ編で漫画版ではメルエムゴミすぎと思ってたけどアニメでは割と感情移入できたってのがあるこれはいい例だが。

 

それと同じで多分漫画なら気にならないところがアニメでは気になってしまった缶あるよな。原作読んでないけど。

なんか媒体によって結構変わるよな。雑誌買って週イチで追ってる読者とコミックで一気に読むやつとかでもかなり印象が変わるじゃん絶対。ガンダムとかもリアル勢と教養勢で全然違うと思うわ思い出補正とか。

 

あと女主人公がちょろすぎるっていうのがあるわ。そんな男主人公にそんなすぐ協力的になるかなっていう。なんか共感できない。

まあ分かるけどね? 今まで信じられるやつがいなかったから近寄ってきてくれたやつを好きになるっていう理屈は分かるが、自分ならもっと卑屈になると思うって思うわけよ。「いや利用してるだけだろ?」ってなるわ。実際利用してるわけだし。あんな境遇ならもっと人相悪くなってると思うね。

 

俺の中では女主人公は実は「こいつは私を利用してるだけなんだろうけどこれ逃したら恋人一生出来ないからついていくしか無いわ」「あと強いしこいつしかないわ」って自己暗示かけてる部分があると思うわけですよね。いい奴ぶってるわけですよね。真実の愛ぶってるわけですよ。実際は女の本能として強いオスについていくための生存戦略なのにね。それはそれでエロいけどさ。

 

いや実際は違うんだろうけど。真実の愛なんだろうけど、でもそれはそれでなんかドン引きだわ。そういうところで共感できねえわ。なんか他の作品とかでもあるけど「あーはいはい、そういうのね」ってなってしまう。女主人公のそういう「男主人公を助けるために戦う!」っていう動機が軽くなるというか。「なんでそこまで命かけられるんだろう」ってなる

 

まあそれも展開スピードを早めるためのものなんだろうし、展開とか話の流れとかもあるからキャラが聞き分けが良くなるのはよくあることだけど。

そこつつくのはさすがにひろゆきだろ、みのがしてやれよっていう気持ちもあるが、言語化するとそういうことになるわ

 

 

あ、ちょっと待って、違うかも

違う気がする。

 

それはやっぱりどうでもいいんだよな。あるあるというか細部的なところというか、まあ少し気になるところではあるけどそれが根本ではない気がする

 

本質的なところとしてはやっぱりストレスが高いというか、やまありたにありで山しかねえじゃんみたいな。土台がしっかりしてないというか。

やっぱりあの謎の組織が疲れの原因なんじゃないかと思うわけよ。

 

前述の通りやっぱり世界がやばいっていうところもあるけど、なんか謎の本みたいなやつがクエストを出すっていうのが良くないんじゃないか俺の中で。

 

なんかあの本の言う通りに行動しなさいっていうのがダメかも

 

だいたい「目的のために何をするか」っていうのが物語じゃん。だいたいそういうもんじゃん?

 

例えば「魔王を倒すために伝説の剣を手に入れなさい、伝説の剣を手に入れるために〇〇へ行きなさい、」みたいになんか目的のために手段があるわけだけど、

 

アンデッドアンラックの場合は「世界を救うために本の言う通り〇〇をしなさい」っていう、なんかこう、因果があまり繋がってないっていうのがなんかやる気なくなるというか。

 

これが例えば本が「世界を救うためには強さが必要。強くなるために〇〇をしろ」」みたいなのなら納得できる。

この場合なら因果が繋がってるからこの〇〇に何を入れても良いわけじゃん。

 

でもなんか謎のシステム?的なやつで、「〇〇をクリアすると謎の力によって世界は救われます」みたいなのだと「ほんとかなぁ~」っていうゴロリになっちゃうわけだよね。

 

なんかそれが「えぇ~」って無意識に思って離脱してしまったあそこらへんで。

 

 

 

 

 

 

あと、ゆびさきと恋々っていうラブコメもなんか途中までは良かったけど途中でだるさを感じてしまった。なんでなんだろうな。

 

いやラブコメってなんかいつも思うんだけど、男女がくっつくかくっつかないかっていう、そのドキドキ感が良いと思ってるフシがあるというか、

 

割とそのヒロインと主人公がくっついたあとは「あーなんかつまらんな。これ以上読む意味あります?」ってなっちゃうんだよな。どんなにそれまで面白くても。

 

なんか友人との恋にフォーカスが移って行くみたいな感じがね。「いやお前らはさらっと付き合ってくれよ」みたいなそういう序列的な部分がある俺の無意識の中で。

 

というか、「同じことの繰り返しかよ。それ主人公とヒロインが通り過ぎた道だから」みたいな。

 

うん、言語化すると酷いけど、割とこういう感じだわ。

 

いでじゅう」とかもなんか主人公ヒロインが付き合いだして「なんか違うなー」って思った経験がある。

 

いやでもアレはアレでなんか転調した感じというか大人~な感じがあって割と悪くなかったのかなって思うわ。アレはアレでなんか作者の感覚というか、なんか恋はIQが低くなるみたいな話があるけど、そんな世界を表現していた用に感じる。

 

それに割と最終話近くだったしスキニシロッ!って感じだわ今思うと。でも当時は「違うだろ!違うだろー!!このハゲー!!」って思った。

 

疑問なんだが、男女が付き合ったあと面白かったラブコメって存在するのかな?ありそうだけど一個くらいは。