ある作画を見たときに、アニメなのに実写だと感じた話。

正直ラブライブはあまり好きではない。

 

すまないが若干批判よりなのでラブライブファンは見ないで欲しい。

 

いや、ラブライブに限らず、こういうアイドルモノとか、あるいはニチアサとかの子供にも安心して楽しめます系のストーリーというのはあまり好きじゃない。

 

なんかこう、自分が闇属性だからかわからんけど、なんかこう、後天的にとかではなくおそらく先天的に、こういう光属性のものを見せられたとて、「いや演技でしょ?」って思ってしまう。

 

なんかこう、そのキャラが本気で友情とかを信じているみたいなのを丁寧に面白く見せられたら感動するし、光属性も悪くねえなとか思っちゃうけど、

 

逆にそういうふうにプロがお膳立てしないと楽しめない、ああいうなんかこう、夢をおいけけてみたいな。そういう真っ直ぐなストーリーを見せられたとて。

 

まあそれがリアル話ならすごいなこいつってなるけど、創作ってある程度テンプレができているわけじゃないですか。それになぞっただけだろいって。

 

そういう厄介オタク的な精神がある。

 

 

まあ別にそれはいいんだ。それで楽しめるやつもいるんだろうし、それに対してむしろ俺はその楽しめる人たちに対して好意的に思うのである。

 

邪ではなく、こう、真っ直ぐな心を持っているなと。ひねくれてないんだなって。

 

いやこういうと京都言葉のように聞こえるが、違うのである

そのままの意味なのだ。

 

なんか俺はこういうところがあるよな。なんか自分の理解できないことをやってる人達に対し、普通の人は「こいつ無理」って思ってしまうみたいなことを聞いたことがあるが、

俺はその逆で、自分の理解できないことに夢中になってるやつが好きになってしまう。

 

例えば、鉄オタとか、フィギュアオタとか、虫が好きな男とか、そういうのに情熱を持っていれば持ってるほど「いいな…」ってなってしまうのである。

 

 

まあとにかく、そのラブライブみたいなニチアサ的なストーリーが好きなやつが好きみたいな、その言葉に対して他意はないと言っておこう。

 

 

だがラブライブ自体はそこまで好きではない。

 

それに加えてラブライブの作画に対して、俺は言いたいことがるのである。

 

俺がラブライブの作画、キャラの顔を見たときに感じたことは「実写?」だ。

 

 

いやいい意味で言ったように見えるが、これは悪い意味で行ったのである。悪い意味で実写だと思ったのだ。

 

どういうことかというと、前にも行ったが、俺は対人恐怖症というか、人の顔が怖いのである。なんかアニメより実写のほうが解像度が高いから良い、みたいな、そういう実写最高みたいなノリがあるじゃん?なんとなくそう思ってそう陽キャというか、実写制作団体(?)は。

 

でも気持ち悪いじゃん人の顔って。なんかその人の性格が顔に現れるじゃん? 例えば犯罪者の顔写真とかもあるけどさあ、あれも正直Gよりも恐ろしい。 

 

まあでもオレもこの現実で生きる以上そこまで恐ろしいかと言ったら嘘というか大げさに言ってるフシもあるけどさ。できれば見たくないじゃん。他人の知らないやつの顔って。まあ好きなやつなら良いけど。基本的にはヤダ。

あと恥ずかしいし。他人と顔をあわせられないでしょ普通の人も。

 

 

それに対してアニメや漫画はデフォルメされてるのでイイね。そんなに情報量はいらないんだよ。だから俺の場合、アニメ・マンガのほうが実写よりよろしいと感じる。

 

だけどね。

 

アニメであるはずのラブライブの作画を見たとき、実写的な生々しさを感じたのです。

 

アニメなのに、実写に近い感覚を受けた。生々しさ。性的さ。

 

いや性的なものは嫌いじゃない。エッチなのは正義だ。

 

だがなんだろう、リアルと地続きの性的さなのです。

 

それをアニメの作画に感じたのです。

そのギャップに、やだみを感じたのです。

 

まあ、もしオレがこのキャラたちに愛着を持ったならば意見は180度変わるんだろうけど。

 

第一印象で「このアニメ、他とは違う!!」と思ったのです。作画的な意味で。

 

なんかジョジョの劇画調の作画を見て「苦手なんだよね」って言ってる人はよくいるけど、ラブライブの作画苦手なんだよねって言ってる人、あまりいなくない?

 

そのことに誰も言及してないのが、オレだけなのか!?みたいな。

 

だから言いたかった。

 

いやね、これが好きっていうやつもいるってのもわかるわ。

 

でもそいつって確実に対人恐怖症ではないよね俺みたいに。

 

一生結婚しなくて良いとか考えてるみたいな偏狭さはなく、人と関わって生きていきたい、異性と付き合いたい、みたいなやつなんだよな。

 

なんか、近いのです。初対面から間違えてキスしそうなくらい顔が近い。そういう感覚。

 

まあストーリー的に最初から距離が近いみたいなキャラなんて星の数ほどいるが、ストーリーではなく作画でそれを表現してるみたいな。

 

それが良いという人もいれば、俺みたいにヤダと思うやつもいるよね。

 

そういう、性的な感覚を受けたのです。ラブライブの作画に。そういう性的な受け皿的なものを感じる。

 

ただ、なんというか、こう、存在感というかね。それは武器であることには違いないよね。ラブライブがここまでヒットしたのはこの作画のおかげなんじゃないかと思ってる。多分。他にも凡百のアイドルアニメがあるのになぜラブライブだけがヒットしたのか。まあ他にも説を提唱している人もいると思うが。一つの要因なんじゃね?

 

多分この作画って、計算されてると思うんだよな。多分。

 

なんかこう、人体工学的なさあ。なんかこの距離が一番エッチだとか。生々しいとか、そういう実験の果に作られたのではないだろうか。

 

なんかよく漫画とかで同じ顔で髪型でキャラをかき分けてるみたいなことを言ってる人がいるけど、ラブライブも同じ感じだが、これはそれを逆手に取って、その計算された作画を全てのキャラにはめ込んで威力を発揮しているみたいな。

 

ちょっと批判的になったかもしれないがラブライブ真面目に見てないので視聴したら意見は変わるかもしれんばい。はい。だから許して。

 

 

だったらじゃあよ。俺が好きな京都アニメーションの作画はどうなんだろう?って改めて見返してみたら、わかったわ。「ひかり」だわ。光。

 

むっちゃ光を強調するよね。京都アニメーションって。輝いてるよね(松岡修造)