面白いわ。Steam で 75% オフ:Blazing Beaks / ブレイジング ビークス (steampowered.com)
基本システムとしては俯瞰で敵を倒す、ASDFEで移動、マウスで照準っていうよくあるやつ。
それに加えて、システムが良い。
まず敵を倒すとアイテムがライフ回復、コイン、鍵の他に、アーティファクトと呼ばれるデメリット効果をもつアイテムを落とすわけですよね。
でもアーティファクトは、ショップに持っていくとプラス効果を持ったレリックに交換してもらえるわけですよね。
まずこれがクールだよね。
わざわざデメリット効果をもつアイテムを拾わないと、レリックを獲得できないっていうね。
しかも任意のタイミングでショップに行くことはできない。ショップに行けるかどうかは完全に運なわけですよ。
加えて補足すると、アーティファクトには強いマイナス効果を持つものとか、大したことない効果とかがあるけど、デメリットが強ければ強いほど、リスクポイントが高く設定されている。
そのリスクポイントが高いほど強いレリックに交換してもらえるわけですね。
この、デメリットがプラスに裏返るっていうね。
例えば、強いリスクポイントを持つ、強いデメリット効果を持つアーティファクトを拾った直後にショップに行けるってなったら、完全に得なわけですよ。
ショップに行けるタイミングは運だから、拾った後すぐにショップに行けるってなったらデメリットを受けずに強いレリックを得ることができるっていう。
普通はアーティファクトを拾ったらある程度そのデメリットと付き合わないと行けないっていうね。
運がよければ1ステージ中2回、運が悪ければ一度も行けないっていうパターンもあるからな。
だからそのアーティファクトをひろうかひろなわないかの判断が試されるわけですよね。
取ったらもう完全に死、ほぼ死ぬっていうアーティファクトもある。敵を倒したら爆弾がこっちに来るとか、倒せないゴーストが追跡してくるとか。
でも拾ってしまう、なんか「んん?できねえーだろ?」みたいなゲームに挑発されてる感じがして「できらぁ!!」って拾ってしまう、そして死ぬ。アンドダイ、そんな破滅願望
そしてあえてショップでアイテム交換しないっていう選択も強いと思うんだよね。
前述の通り、リスクポイントが高いほどいいアイテムがくれるっていう。
そして交換してしまったらリスクポイントがリセットされて0になるわけです。
だから、今持ってるアーティファクト効果が大したことがないなら、交換せずに続けて、5とかになったときに交換すれば得みたいな。
2でリセット、3でリセットより、交換せずに5でリセットするほうが多分良いアイテムが貰えるようになってると思うんだよな。
もちろん、持ってるアーティファクトがほぼ即死級のデメリットなら交換一択なんだけどね。
つまり、なんというかどこでブレーキを踏むかみたいな、そういう要素もあるんだよね。
ゲキヤバアーティファクトを持つのではなく、現実的に生き残れるラインのアーティファクトをためてためてまだまだ大丈夫だっていう、
まあそういう基本システムの面白さもあり、
そして敵がね、イイね。
なんかステージ1の敵も結構、弱いけど強い、みたいなちょうどいい難易度なんだよね。
透明のカエルのやつとかもさあ、良いよな。透明だからむっちゃビビるときもあるけど、慣れてくると1ステージ目でも常に警戒しないとっていう、程よい緊張感。姿を表してから攻撃するまでラグがあるから、その間に攻撃すれば相手がスタン的な感じになって被弾防げるっていう。
あのぐらいがね。
あと、ちゃんと敵に攻撃するとスタンして攻撃しなくなるっていう、責めスタイルが勝つる的なやつもね。気持ちよさ的にプラスだよな。ただのマゾゲーではないっていうね。
そしてキャラもさ、なんかSteamレビューで悪評だったのが、キャラ性能がピーキーすぎるっていうか「青い鳥しか使えねんだわ」っていう評価が多かったけど、いやそうでもないっていうかさ。
戦い方が各キャラで違うんだと思うんだわ。例えばニワトリとかさ、明らかに遠距離キャラじゃん。っていうか明らかにニワトリって武器の射程伸びてるよな?説明に射程伸びるって描いてないんだけど・・
あとカモもさあ、移動速度早くね? 説明無いけど移動早くね?
まあ余談だけどこのカモ、初期キャラとうか、明らかに射程半減っていう近距離タイプのピーキーなキャラなのに、一番最初のマスにこいつがいるっていう、初心者殺しなんだよなぁ。初心者ベースキャラですみたいな位置にいるのに
でも好きだわ。最近こいつしか使ってない
まああと、アーティファクトの種類というか、「こういう効果もたせる!?」っていう
そうおいう感じのなんか、珍しさがあるな
例えば扉くぐったらライフ減るとか、攻撃速度減るとか、むちゃくちゃマイナスな効果のやつとかもあるけど、普通こういうデメリットもたせる!?みたいな。
なんかいいな。このゲームの開発者の、この領域の広さというか、アイデアの引き出しの広さみたいなものが。