インボイスについて、前回よくわかったので、今回は消費税について知りたい。
というかまあ、ユーチューブくんが気を利かせて類似動画を出してくるので、以下の動画を見たわけです。
これを見ても消費税必要やと思いますか?99%の日本人が騙されてる消費税。 - YouTube
この動画では消費税の歴史が紹介されていました。
消費税とは、実は詭弁から生まれた税金らしい。
本来の税金の役目として生み出したのではなく、ズルするために生み出したものという。
具体的にどういうことかというと、
1950年くらいに、第二次世界大戦が終わって、貿易をして復興しようという流れになっていったらしい。
そしてフランスだかどこかの国が、自分たちの国の会社を応援するために支援金をだしたいのだが、世界の貿易会社のルールとして「いやそれは公正な取引じゃないから」みたいな約束があったという。
ちょっとここがよくわからないんだが。別に支援したらなんでダメなんだ?と思ったけど、
MMORPGに例えると、「オンラインに繋がってるんだからチートしたらダメだろ。」みたいな話なのかな?いやなんか違う気が…
まあいい話を戻すが。
でもどうしても自分たちの国の会社に支援金を出したい。
そこで考えられたのが付加価値税(消費税)という考え方だったという。
まず、一つ100円の消しゴムを作るとして、その材料を買うときに50円必要だとする。
その会社が50円を払って材料を買うわけです。
そしてその50円に10%の税金をかけて、55円払うようにしましょね。っていうことをしたらしい。まんま消費税の考え方ですな。
あれ?これって逆に損してね?って思うかもしれないが、話には続きがあって。
55円払って、50円分の材料を受け取ったわけです。
すると、5円分損するわけだから、政府がその5円分を代わりに支払いますよ。
っていうふうにしたらしい。
まあ実際に補填したというか、多分税免除みたいな感じなのかな?知らんけど。
でもあれ?意味なくね?プラマイゼロじゃね? なんでわざわざ上げたのに補填したんだ?
って思うかもしれませんが、
その会社は55円払って、材料を買い、政府から5円貰ったわけですよね。
でも、その会社がもしその材料屋さんに、「50円に値下げしてくれよ。もし値下げしないなら別のところで買うから」って言ったら、どうですかね?
下請けだから「は、はい・・・!」って頷くしかなくて、そしたら50円で取引しつつ、5円を政府から合法的に受け取ることができるという。
「え?それって結局政府からお金受け取ってるよね? 約束と違うよね?!政府が支援しちゃダメなんじゃなかったのか!?」って思うかもしれないが、
そういう屁理屈で「これは支援じゃなくて補填してるだけだから」っていう言い訳で乗り切ったわけです。
これね、なんか、すごい世界だなって。
完全に屁理屈じゃん
それで通用するの?約束していたのに、それを破るのか?
なんか、通用したらしい。この動画の言ってることが本当なら。それでいいらしいよ。
なんというか、いい加減なんだなって。
なんだかなぁ…。なんか海外ってこういうところあるよな。
ズルしてでも勝てばいいみたいな。まあそういうことが時には必要かもしれないけど、俺は納得できねえな。
なんか日本はバカ正直に色々とコロナ患者とか集計しているとか、スポーツとか車産業の世界でも海外のルール改正で不利になって負けることとかあったけど
なんというか、俺的にはこの日本のバカ正直さが誇らしいというか、本質を高めることで成り上がってきたということに、真髄を見たというか。
そうすることでしか世界って発展しないよなって思うわけですよね。
ズルして勝っても意味なくね?って思うんだよなぁ…
何が変わったの?それで。
屁理屈大会やってるだけじゃん。
虚無だし空虚だよ。アホらしい
まあいいや。話を続けます。
つまり消費税っていうのは、特定の会社を優遇するために、補填という形で合法的にお金を渡すために作られた法律だったわけですよね。
それで、フランスがそういうことをしたから、海外もそれを見て「俺たちもやらなきゃ…」って消費税を取り入れられ、そして日本でも取り入れられたという歴史があるわけですよね
つまりこの不景気の中、「税を上がってもいいよ」って言う人は、税が上がって有利に成る人なわけで、
つまりその分政府からお金が補填される(というか税免除?)グローバル企業の人なんだよね。
なんかこの動画の言うところによると、今でもそういうグローバル企業を優遇するアレが続いているらしい。1950年くらいから現代に至るまで。すごいねぇ~
そういう人たちは日本国内のこととか興味ないから、税金が上がってもいいらしいよ。すごいな。その精神。
前にも言ったけど、そういうビジネスをやってる人って、そういう他人を蹴落とすかみたいな人がちらほらいるっぽいんだよな。
それで、そういう人たちは建前として「いや財源を確保するためだから!」って言うんだ
そして、消費税増税は、立場の強い会社が立場の弱い会社から搾り取ることでもあるらしい。
例えば、Aという会社がBからモノを仕入れている買っているとして、消費税増税しましたってなると、
「あ、じゃあ消費税プラスして、今まで105円で買ってきたものを110円にして買いますね」ってはならないわけじゃん。
「あの、消費税上がったんで、5円上乗せして110円で買ってもらいたいんですけど…」って言っても
「いや今まで通り105円で取引させてもらうわ」
「ええっ!?でも消費税ってお客さんが払う税って言ってましたよ!?うちが負担するんですか!?」
「いいんだぞ?別のところから買っても」
ってなって、結局立場が弱い会社が消費税を負担するわけですよ。
だから実質消費税っていうのは、「弱いものいじめ税」でもあるわけです。
前回の記事で言ったように、「消費税はお客さんが負担する税ではなく、お店側が負担する税」っていうのは、こういうところにも影響するわけですね。
それで、立場の弱い中小企業が倒産していくこともよくあったという。
そしてその中小企業が倒産して、誰が得をしたかというと、生き残った立場の強い会社なわけです。
その生き残った会社が、倒産した会社が今まで取っていた需要を掠め取っていくわけですよね。
そういう意味でも上のものが下のものをチューチュー利益を吸っていく。そして政府からの優遇も受けられる。トリプルの意味で、弱い者いじめ、強いもの優遇制度なわけですよね。消費税って。
そうやって何もかもを奪っていくわけですよね。当然だよな。理にあってないんだから。
消費税という、合理的でない、皆が幸せになれない政策をして、当然その不利益をかぶった人がいるわけですよね。
それで、どうなったかというと、たしかに特定の企業はウハウハになったかもしれないけど、日本全体で見るとボロボロになってるわけですよね。
それで、そういった消費税による弱い者いじめをしてこなかった中国とアメリカが成長していったという歴史があるという。
何やってんだろうな…普通に考えて、お金とかどうでもいいじゃん。ミクロ的にはともかく、マクロ的に考えるとお金ってどうでもいいんだよ。
お金っていうのは、モノやサービスを作って流通させるための道具にすぎないわけじゃん。
大事なのはそのモノやサービス、そしてそれを作るための人間だったり、会社なわけですよね。
それを存続させるためにお金があるわけですよ。
当たり前じゃん。大事なのは人間だろ。お金っていうのは人間を補助するために存在しているわけだろ?
なのに、「お金が大事だー!!人間や他の会社なんてどうでもいいー!俺以外全員潰れろー!!しねー!!」ってやって、全員死ぬわけですよね。
逆転してるよなぁ…優先度というか、何が大事なのかが。
お前らがいつも使っている身の回りの道具だったり、食べてるご飯だったりを作っているのは誰なのかというと、人間なわけですよ。
お金じゃなくて、お前らを助けているのは人間なんだよ。お金がお前らの使う道具を作ってると思うか?
人間がいなくなったらどうなると思う?お前らだって生きていけないじゃないか。
なんでそれが分からないんだろうなあ