ホモサピエンス全史という本で、こういう事が書いてあった。
「昔、人類以外にもヒトみたいな知能を備えた種族がたくさんいたが、一番弱いヒトが生き残った。
その理由は人が宗教を持っていたからである。
宗教があるから死を恐れずに団結することができた。
それで弱いヒトが団結し、強いヒトに抵抗した結果、今の人類のみしか生き残らなかったのだ。」
そういうことが書いてあった。
だが、それ以外にもう一つ要因があったからではないか。
ホモ・サピエンスは、個体として弱かったからこそ生き残ったのではないかと。
逆に言うなら、ホモ・サピエンス以外のヒトは、個体として強すぎたから滅んだのではないか。
これはなんの検証もしてない、俺の妄想、仮説なわけですが、割とそうだよなっていうことを言いたい。
想像してほしいが、例えば人がゴリラ並みの体力を持ち、天才的な知性を持っていた場合、今の社会を築けているかと。
なんかさあ、こう、高慢にならざるを得ないと思うんだよなぁ。
力こそが全て的な弱肉強食的な。それを実際にやってしまうみたいな。
”現代で”弱肉強食っていえば、もうなんというか、恵まれたバックをお持ちの方が「自分は正しい！全て自分の実力！」と意地を張るときに使う言葉なわけだが。
こういうね、範馬勇次郎的な種族がいたら、本当の意味での弱肉強食になっちゃうんじゃないかと。
そうなるとさあ、もう戦争になるじゃん。内乱になるわけでしょ。話し合いとかもできないじゃん。動物の世界になるってことなんだから。
そうなると治安とかないわけだし、それによって科学とか分化が進まないでしょ。
いうて科学が生まれたとて、それを奪えばいいじゃんっていう発送にならざるを得ないし、奪われた科学力がさらに破壊兵器の開発に使われるわけでしょ？ 今の社会を見ていてもそういうゴミがいるわけだし。日本はアメリカの言いなりになって人殺しの武器輸出するんですってね？ これが現代に行われているという事実。
今の社会でも、こう、権力をなんの苦労もなく得た人間とか、無知の知を持たずに自分が正義だと信じてなんの検証もなく疑いなく実行できる人間って、何万人も殺してるわけじゃん。
ヒットラーとか、日本の財務省とか。カルトとか。ザイム真理教とかオウムとか偽の正義の名のもとに何百万人も犠牲にして殺してきたわけじゃん。
あと海外のある国では、やったほうではなくやられたほうが悪いっていう常識らしいじゃないですか。そういうことを聞いた。地獄かな？
まあ、現代でさえそうなんだから。
個体として強すぎるっていうのもそういうデメリットがあるよなと。
個人にそういう力があっちゃうと、まあ普通に守るために使うやつもいるんだろうけど、犯罪が凶悪化するよなって。アメリカとか銃規制しないから死亡しまくってるらしいじゃん。
だから守るために銃を持ちましょうと。核と同じですね。
個人がそういう力を持ってしまうと、こうなるという事実。
刃牙見てるとわかるけど基本強いやつが正義なわけじゃん。範馬勇次郎は強いからレイプも殺人も許されてるわけでしょ？
その一方で、脱獄犯とかは「弱いから悪」みたいな感じになっちゃうわけじゃん。
あの世界はアレで正解だが、現代に持ち込まれるわけですよね。その常識が。
どうなるか、明白でしょ？ 地獄化がさらにひどくなるし、行き着くところまで行けばもう滅ぶでしょ。核の応酬が正義ってことになるわけじゃん。核を落とされたほうが悪いってなるわけでしょ？核を落としたほうが正義ってなら率先して落とさないとダメだろ。
逆に今ロシアに落とさないのは、つまりはこの世界の本質が「弱肉強食ではない」ってことだよね。
そういうところを見ていると、人間が生き残ってきたのは、弱いヒトたちが宗教によって団結して他人類を滅ぼしたからではなく、「強いヒトたちが自滅したから」。っていう線もあるよなって。
そういうことをなんとなく思った。
ホモサピエンス全史。なんかもう解説動画が出まくってて出がらしみたいになってるけども。なんか宗教が人類を生き乗らせた的な説が有力だけども。こういう発送もできるよな。
まあ実際は、こう、強いヒトが、弱いヒトのむらを襲撃しまくってヘイトがたまりまくってたんだろうなっていう気がするわ。
自分で作るよりも奪うほうが楽だしな。ヘイトを貯めざるをえないわな。
ヘイトがないとそんな命かけて戦う理由はないでしょと。宗教があるとはいえ。
まあそのやり方に未来はないが。
こういう歴史があったからこそ、今の人類が生き残ってきたわけだから、なんというか、ことわざにもある通り、「悪は栄えない」的な言葉って真実だよな。真理だよね。
まあ逆に言えば、悪が栄えないとしても、短期的に見れば一代限りとかで甘い汁をすすれるってことではあるんだろうが。
でも、おそらく今生きている売国政治家たちは断罪を受けていくんだろうね。
