科学アドベンチャーシリーズについて。
カオスチャイルド、シュタインズ・ゲートなどの科学アドベンチャーシリーズに付いての感想、言いたいことです。
©MAGES./NITRO PLUS
オカルト的なものを科学SF成分もミックスして、ホラー&サスペンス、的な感じにしたシリーズである。
このシリーズの特徴として、現実のネットミームや噂などを登場させている。
例えば2ちゃんねるの語録をヲタクキャラに言わせたり、力士シールとかコトリバコとか、ジョンタイターとか、ネットで有名なやつを登場させているわけだ。
裏世界ピクニックみたいなやつだな。
そして、わたしは、
この作品について、言いたいことがあるわけですよ
ズルい!!
ズルいというのは、つまり演出の力ってすげー!ってことでもあります。
この作品シリーズって、序盤で、先の展開が気になるような感じじゃないですか。
謎とか伏線っぽい描写がたくさんあって、どうしてこういう事が起きたのか?みたいな。
でもその謎って、割りと大したことはないんですよね。どんでん返しっていうか、まあありきたりだよねっていう。
でも、それをおいて余りある演出力がエグい。
BGMなり、OPやED、作画とか、会話シーンとか、オカルト的な雰囲気を表現するの上手いよなって思う。
だからズリぃよ。
シュタインズ・ゲートも、一般的に神アニメ神ゲーってよく言われてるけど、個人的に正直ストーリー自体はあまり好きじゃないんだよな。
ループの苦しみだったり、タイムマシンを狙う組織だったり裏切りだったり未来のディストピアを回避だったり、まゆしぃを何度ループしても救えないとか、割りと使い古されたネタでしかない。
ただ、魅力的なキャラや、展開、あと作品の雰囲気を出すのが上手い。
オチは微妙だけど、序盤が最高っていう、「なろう小説は一話さえ面白ければ売れる」みたいなそういうセオリーを忠実に守っている感があるよな。
あと、このシリーズ、どの作品も一つ不満点があるんですよ。
それは、話が進むに連れてキャラの良さが損なわれていく!ってことです!
キャラクターが結構好きなんですよね。
シュタインズ・ゲートのオカリンまゆしぃダルとか、いわゆるオタク的な中二病的なキャラがいて、そいつらが大変な事件に巻き込まれる的な展開なんですが、そのシリアスさにそのオタク感や中二病感が失われていくんですよね。
オカリンとかも好きなキャラだったんだが、何度もループしたりして精神崩壊するしさあ。
そういう問題って、科学アドベンチャーシリーズ全てにおいてあるわけじゃん?
いわゆる上げて落とす的な、ギャルゲテンプレ的には仕方ない感はあるけども。
シュタゲの普通のギャルゲの比翼恋理のだーりんみたいなやつがあるらしいが、あれはその問題を解決している感ありそうだがね。っていうか今俺が言った不満で生まれたゲームかもしれない。
まあやる予定はないな。今のところ。
ちなみに俺の押し女キャラは、まゆしぃです。
男キャラについては大体全員好き。オタクキャラってだいたい好きだからな俺って。げんしけんの斑目も好きだし。