昨日、富樫のアシスタントと自称する人が、2chに書き込みしていた読み上げ動画を見たんだよね
それを見て意外だったのは(まあもし仮にこいつが本当だとしたらだけど)、
蟻たちはパワーとスピードとかフィジカル的には強いけどそれ以外のセンスがないからヒソカに瞬殺されるみたいな。
そしてヒソカは作中最強キャラみたいな。まだ隠し持っている能力があるとか。
それは…どうなんだろう?弱いイメージしかねえんだが…
ヒソカは蟻王も殺せるみたいなこと言ってて、なんか信憑性がないなぁ…って思ったというか
でもま、なんかそこ含めて妙にリアリティがあるよなというか。
もし偽物だとしても、面白い。センスある。
まあ、それは置いといて、ヒソカって結構搦め手を使うキャラじゃん?
一応スペックはそこそこだけども、知恵とか頭脳戦が得意みたいな。
まあ根本的に、念バトルっていうのは、体の各所に念を移動させて攻撃や防御に使うバトルなわけで
つまり念が薄いところに自分の念の濃い攻撃を当てるというか
思ってないところに攻撃を当てることが重要というか。
ヒソカの能力、バンジーガムはその念バトルのルールに有利だからこそ強い、みたいな動画もほかで見た気がするわ。
有名なのが、右をみてごらん。ってゴンに言って、左からバンジーガムで攻撃を当てる。みたいな。
そういうだましうちこそがヒソカの真骨頂というか、まあ念バトルの重要な部分らしい。
そして、この記事のタイトルを見てほしい。
そう、笑い。
笑いもこの念バトルと似たようなところあるよなと。
そう思ったのは、アンミカです。
そう、アンミカの名台詞。
「白って200種類あるねん」
あれって、そのギャグのレベルは、せいぜい中程度だと思うわけですよ
そんなに面白いギャグではない。ちょっとクスッと成る程度の面白さだと思うわけですよね。
でも、あれをとっさに出せたからこそ、ここまで盛り上がった。
構えてないところにクリーンヒットしたというか
念バトルにたとえるならば、視聴者が「そんな面白いこと言えるかなぁ」「いや言えないだろあんなハンカチを褒めるとか…」「白って200色あるねん」「ガハッ!?」
みたいな。
来ると思って来る攻撃は耐えられるじゃないですか。
例えば「面白いこと言ってよw」って振られるのが一番きついみたいな。そういうことよく言うじゃないですか。
あれって期待がでかいからこそハードルが高いというか。
「え?おもしろいこといってくれるの?!」っていう、そういう期待というか、その期待を超えなければ笑いは取れないわけじゃないですか。
逆を言うならば期待が低いなら、中程度の笑いで、大爆笑を誘えるわけですよ。
そういうところが念バトルと似てるなあって。
あと、一発屋とか言われる人とかも、このロジックに沿って見てみれば、腑に落ちるところあるなと。
ああいうのってインパクトが大事というか、今までにない笑いである必要があるわけじゃないですか。
最初、予想外のことをしてくるからこそ、笑いが生まれるわけでね。
パンツ一丁で変な動きをしたりとか。変な言葉とか聞いたことのない言葉だとか。
念バトルにたとえるならば、今まで一度も殴られたこともない予想外のところに攻撃を当てられて、あっけにとられている間に何度も同じところを殴っていくみたいな。
そういうマウントポジション的なやつが一発屋だと思うわけですよね。
まあでも、さすがに何度も繰り返していくうちに免疫がついてしまい「つまらねえなぁ」
ってなって捨てられるけどもね。
まあでも逆に言うならば、その免疫がつくまではその一発が通用するみたいな話ですよね。
カードゲームにたとえるならば、すごい強いデッキが環境に席巻するけど、対策が寝られていって次第に姿を消すみたいな。
そう考えると、念バトルというロジックと、それとは全く関係ない「笑い」という分野に繋がりがあるって、面白いことですね。
そういえばハンターハンターというタイトルも、なんかお笑い芸人からアイディアを得てつけたタイトルらしい
お笑い芸人コンビダウンタウンの浜田が「なんで2回言うねん」みたいな言葉を聞いて作者が「あっ、じゃ2回言おう」みたいな。
奇妙な共通点、シンクロニシティ。もう間違いないですわ
お笑いなんだな。やっぱり。バトルって。
つまりセクシーコマンドーこそが世界最強の武術なんだよ!!な、なんだってー!