ネフェルピトー「許してください!お願いします!なんでもしますから!」ゴン「ん?」

だるまにすればいいんじゃないかな。(無慈悲)

 

いやあ名シーンっすね。

 

簡単に言うとコムギのこと大好きなアリの王なんだが、コムギが死にそうになって部下に治療を任せてるっていうシーンなんだがね。

 

そして治療している間は戦闘できないという、そこにゴンキルが来て許してください状態という寝。

 

っていうかこの「なんでもします」状態で内臓とか手足とか何個か持ってけばゴンもゴンさん化しなかったんだよなぁ…

 

なんかそこらへん、あのシーンゴンの憎しみと優しさが対決しているシーンというかね。

 

ゴンの心情としてはピトーが憎いけども、その一方でピトーが優しさを見せているということで助けたいという気持ちがあって争っている感じだと思うわけなんだよね。だからこそ即殺しなかったという。

 

いくらキルアが止めたところで、殺すって決めたら絶対ゴンは殺していたけども、実際は助けたいという気持ちと殺すというその葛藤があったからキルアの提案通りに待つっていうね。

まあカイトを助けられないっていう理由もあったわけだが。

 

でもなんといか、ネットのコメントを見ていると、ゴンが悪いみたいな流れになってるのどういうことなの…?

 

まあなんか見苦しさみたいなのは合ったけどさあ。でもこれ、ゴンに共感できないからだと思うんだよな。だってカイトが犠牲になったわけだけども、もしこれがキルアが犠牲になったらどうなんだよっていう。

そしたら読者も「殺せ!」ってなると思うんだよなぁ。カイトに対して思い入れがなさすぎる。ポットでのキャラなんだよなあカイトは。

 

なんというか俺的にゴンが正しいと思うわ。まあ殺しちゃったらカイト直せないから腕の一本や2本奪っとくべきだろ。っていうか自分でつぶせって命令すればいい。

 

 

 

っていうかさあ、味方がなんかおかしいだろ。無能とまでは言わないけどさあ。

 

なんか王がコムギを介抱するシーンとかも、ネテロとジジイ見てるだけってさあ。ピトーは千手観音で瞬殺できるんだからあの時襲ってれば2対一で王はコムギをかばいながら戦うっていうディスアドだったし

 

まああれはネテロが最強としての意地みたいなので一対一で戦いたいっていうのと、シルバはなんか依頼でドラゴンダイブするだけっていう予定だったからまあ仕方ないか。

 

なんかあの時襲うのは人間じゃねえ!みたいなナレーション入ったがね。俺なら襲ってるわー。アリも人間じゃないんだから関係ないだろ。

 

あと、ナックルもなんかわざわざ姿を現さなくてもいいのにっていうね。仲間をやられた意地出みたいなやつ。

 

あとキルアとゴンも「じゃあ手足と目潰すけどその後カイト治療できるよな?」とか言えばいいのにさあ。

 

イカルゴも殺せねえってなってるし。

 

なんかこの地獄みたいな環境の中、仲間がすげえ優しすぎるわ。

 

そういうのすごいよな。俺だったらそんな余裕ないわ。

すごい短い時間での判断というか、極限状態だからもう、そういう風になっちゃうんだろうなって。

 

あとなんかウルフェンだっけ?あの狼のやつ、あいつなんか当時漫画でみた時も「なんだこいつぅ~!?」ってなったわ。あいつだけ特異的すぎるだろ。

 

なんかカメレオンの気配を一瞬だけ感じたときに「あれ?俺このままでいいのか?」みたいにいきなり動揺しているという。

 

 

個人的に「え?そんなんで?」ってなったんですけどね。

 

なんか今更というかね。

 

なんかハンターハンターのキャラって、っていうかバトルマンガにおいて共通することなんだが、色々な能力がある中で「俺が最強、俺が負けるわけねーし」っていうスタンスじゃん基本。絶対に勝つっていうスタンス。

 

ハンターハンターも特にその傾向が強いというかね、リアリティ寄りの作品で、ダンゲロスやアカメが斬るみたいに、強いキャラは確かに強いけど、能力によっては即死もありうるっていう世界観じゃん。

 

いくらネテロとかアリ王レベルでも、操作系能力者の針刺されたらジエンドっていうね。

まあそもそも針をさせないほど防御力や反射が強いってのはあるけど、だからこそハンタ世界の中での上級者とそれ以外には隔絶した壁があるみたいな描写があるけどさあ。

 

でも、もし仮に何か間違って操作系の針が刺さった場合、上級者であっても能力の影響をウケるっていうね、

 

なんかこう、魔法防御力が高いから、もし刺さっても通用しませんっていう世界観じゃないのが面白いよな。念能力は絶対のルールとして、格上の相手にも通用するっていう。

 

例えばカメレオンの存在を認識できなくなる能力は、多分ネテロやアリ王にも通用する感じだし。ハコワレとかもアリ王に通用するっていう前提で作戦建ててたしな。

 

実際貧者のバラでアリ王死んだわけだし。ネテロが犠牲にならなくてもそれで倒せるわけだしな。ネテロが維持張ったから1対1で戦ってたけど、もっと安全に貧者のバラで倒す方法がありそうだし。

 

なんかね、毒で死ぬのつまんねえとかいうコメントがあったけども、これ結構ハンター世界のバトルシステムの根幹というかね。

 

前述のとおり、強い奴でも死ぬときは死ぬみたいな。いくら最強の力があったとて、負けるときは負けるみたいな。

 

そういうね、いくら強くなったところで、不確定要素がすごい多いから油断は一切できないみたいな、そういう世界観だからこそ、あの超強いアリ王に超強い護衛3人がついてるっていう、そういうやつなわけじゃん。

 

そして話は戻るが、ウルフェンのね、あのカメレオンの気配が一瞬したみたいな時に、すごい「え?俺この世界で生きてけるの?」みたいなそういう描写、分かるわ。

 

ハンターハンターに限らずバトル能力漫画全てに言えるけど、どんなに自身があったとて、負ける時は負けるわけじゃん。リアリティ的に。

 

多分ウルフェンがそれを意識した瞬間だと思うんだよね。

そういうのをね、描写するって、なんかあまりないよな。だいたいバトル漫画の住人って自分が一番強いって意識で生きてるじゃん。

 

なのになんかナレーションで「ウルフェンは自分が無敵ではないことを知っている」みたいなことを言ってるわけでしょ。逆ヒソカじゃん。

 

ウルフェン、貴重な人材だな。

 

自分だけこの世界がやべえって知っているやつじゃん。

 

正気だなこいつだけ。

 

そう考えると能力も汎用性が合って良い能力なのでは?

 

まず代償とかなさそうだよな。あんま無敵な能力ではないわけだし。これでなんか代償があったら燃費悪すぎるだろ。

 

そしてかつ、便利そう。能力を詳しく調べてみたら

ウェルフィン (うぇるふぃん)とは【ピクシブ百科事典】 (pixiv.net)

なんかウルフェンじゃなくてウェルフィンだったわ。どうでもいいわ。

 

とにかくなんか命令したり質問して背いたら発動するみたいな。そしてなんかムカデを植え付けて反抗したら激痛みたいな能力らしい。なんか格下向けの能力というか、徐々に手下を隠れて増やすのにうってつけの能力だな。

 

なんか操作系っぽい能力というかね、永続で手下をたくさん増やせるって考えると操作系として悪くないような気がするわ。でも背こうと思ったら背けるっていうのがね。なというか、メリットとデメリットのバランスがいい感じだな。

 

 

まあそれだけの話し。

 

あとここのアニメのサブタイトル、復讐と修復ってなんか上手いこといってんな。