「縁」というものが自分は気に入らない

 

タイトル通り、俺はなんかそういう「縁」みたいな話を聞くと嫌悪感が出る。

 

「何何だから嫌だ」と、理由がわかるタイプの嫌悪感じゃなくて、なんというか直感的にヤだなと思う。

 

その理由がわかったので、説明する。

 

自分は昔から、なんというか、小学生とか幼稚園とかそのくらいの頃から、謎の記憶?がある。それはおそらく夢みたいなものなんだろう。

スピリチュアル的に前世の記憶とか言うつもりはない。

 

記憶と言っても、仮に動画にしたら1分以内に収まるような短さだし、場面も飛び飛び担っているというか。

 

これはアレだ。

 

俺の中にある、無意識の演算能力というか、無意識の知性的なものが「これはヤバい!」「これに注意しろ!!」っていうのを幼少期に予め教えてくれていたんじゃないかと。

 

前世というにはあまりにも夢で現実感がない。

その記憶の中には見ず知らずの人を通り魔的に殺してたりとかもしている場面もあるが、全くそれを悪いものとは思えない。

 

もしこれが現実なら、もっと後悔するだろう。

つまりはそういうことなんだろうな。

 

 

その幼少期の夢の中に、嫌なものがあった。

 

なんというか、自分はどこかの組織から技術を授かっていたわけよ。

なんというか忍者的な?あるいは超能力的な?そういう超常的な感じの。中二病的なね。

それで俺は強くなったが、その代わり生涯組織のために働かないといけない

みたいな、そういうシーン、というか概念?

 

強くなることは良いことだけども、その代償に支払うのが自由であるというね。

 

それは嫌だなと思った。

 

だったら自分で強くなるわ。そんな組織なんかいらないと。

 

なんかね、話は戻るが、

 

「人と人との関わり、」つまり「縁」とはそういうものなんじゃないかと、昔から思ってたわけよね。

 

「何かを得るために何かを差し出す」という。なんかね、そういう感じがするわけよ。

 

実際のところ、例えば家族なんかもそうじゃん。

にぎやかで楽しいかもしれないけど、その代わりに時間の自由を奪われるわけじゃん。

家族のために動かないといけないこともあるし、万が一家族が何らかのダメージをおったら悲しいじゃん。

 

あるいは会社とかもそうじゃん。

お金をもらえる、生きるためには会社に尽くさないといけないが、自分の作った資産を会社に奪われるわけでしょ?

 

そういうね、人と人との縁、っていうのに、ネガティブに思ってしまうわけですな。

他人が苦手というか、あまりリアルの友達とか恋人とかそういうんにあまり希望をいだいていないのはそういう感じですわ

 

だったら一人で行きてやるよ!って思ってしまう。

 

なんかこう、人のぬくもりなんか、自分はきらいじゃないのだが、ぬくもりがすぎると暑苦しくてかなわんと思うわけですな。

割りとワイワイやってるのを傍目で見たりとか、あるいはネット上の浅い付き合いが自分には合っていると感じる。

 

 

 

あと、アレですよね。恋人とかって、生涯一人に限定しないといけないっていうのも悩みどころですよね。

 

なんか不倫の動画とか見てて、「ギャハハ!ざまあw」という感じで見てるんだけど、正直不倫する側の気持ちも分からんでもないと思うんですよね。

 

まあそれ以前に不倫する側の態度がワルすぎるっていうのがアレだとおもうんですが。

 

なんか「ピカチュウ!君に決めた!」ってやったあと、「やっぱりゼニガメのほうがよかったかな?」みたいな。なんか最初に一回決めてそれ以降絶対に変更できませんよ?後悔しませんね?っていうのすごい苦手だわ。

 

そういうのが、人付き合い以外にもあって、例えば自分がやっている金策なんだが、何個もあるわけじゃん。

その金策のアイディアは、自分に合っているものもあるし、役に立たないアイディアもある。だが一旦続けると一定期間続けないと効果がわからないわけだし、ある程度続けるとなんというか愛着が出てしまうわけっすわ。

 

そうすると捨てられなくなって、リソースを無駄にするわけでしょ?

 

そういうのが怖い。

 

それと同じ意味で、ペットとかも怖いわ。あと名付けとかも怖い。

 

一回やったたら後戻りできないっていう概念が怖いのかもしれない。

 

だから俺は生きていることが怖いと思っていた。今は流石に慣れたが

一度通り過ぎた時間は再び戻ることはないっていう、それが基本構造になっている「時間」って、怖くない?