ターミナル(映画)さん!? 面白すぎですよ!

面白い。ついタイトルで淫夢語録を使うぐらいさあ。

 

いや面白いっ釣ってもね。ターミナルの序盤10分しか見てないけど、すごい面白いわ。

 

会話だけなんだけど。アクションとかはりんごを潰すところしかないんだけど。すごい面白い。

 

なんかこれ、実際に沖田起きた事件らしいが、なんかこう、法律のバグみたいな感じで、空港に閉じ込められた人の話らしい。

 

なんか飛行機に乗っている時に母国でクーデターが起きた旅行者が、なんか革命して新しい国になったから国交みたいなのがリセットされて、その国の住人を受け入れできませんってなって、じゃあ空港から出ないでね。みたいな。(理解が合ってるか分からないが)

 

そしてなんか言語とか分からないから、主人公はアメリカ語がまあ多少分かるけども、なんかね、このたどたどしさが可愛いよな。可愛いし面白い。

 

なんか日本語をたどたどしく喋る人ってすごいかわいいよな。大人とかでもなんかこう、幼さみたいなのが出てしまう。なんか海外では大人に対して子供っぽいっていうのはなんか毛無言葉らしいが、貶し言葉らしいが、なんかいい意味でね。

そのなんか「本当に分かってるのこいつ…?」みたいな、そういう面白さみたいなのがある。会話劇で。

 

かつ、「うわーこれからどうなるんだ!」っていう期待感。

 

もう空港から出るなって言われて、その放置されたときの期待感。まあ俺が本人だったらえぇ・・ってなるだろうけど、主人公をなんか水槽の中に入れて観察するみたいな、「これからどうなるんだー!!」みたいなさあ。そういう愉悦がるよな。この瞬間。

 

なんか、俺は最近思ったんだけど、自分が予想出来ないことが起きる、ということに面白さを感じるんだろうなって。言い換えるなら世界を作って観察したいみたいなさあ。

 

例えばカードゲームとかもそうだけど、予想できないコンボとか展開とかが生まれるのが面白い。その概念がね。

 

あるいはシミュレーションが面白い進化アルゴリズムが面白いけど、なんかその一方で物足りなさを感じるのは、予想外のことが起こり得る(でも大抵は普通のことしか起こらない)っていうことなんだろうな。

 

つまり俺は、予想外の展開になる、自分が想像した未来のどれにも当てはまらないものが面白いと思うわけだよね。

 

これが面白さの本質なんだろうと思う。前の記事でも書いたが、お笑いの本質とは「予想外」であると、つまり「ハンターハンターの念能力バトル」みたいなことを書いた気がするがさあ。

 

なんか創作においてはそうなんだけど、現実、というかシミュレーションとか、あるいは実験とかでも同じことが言える。

 

 

なんかさあ、最近ようつべで視聴数億超えのYouTuberが、莫大な資金を使って色々とやるみたいなジャンルあるじゃん。例えばトラックと電車を綱引きさせたり、同じ空間で生活させて成功したら何千ドルも報酬を与えるとか。そういうやつあるけど、アレ、面白いと思っていたが徐々につまらなくなってくるんだよな。

 

それはなんというか、「予想通りのことしか起こらない」っていうことなんだろうね。

一個目は面白いじゃん。「おお、こんなに資金かけておもしれー!!」ってなるけども、なんかこう、何個か見ていくと「こんなに莫大な資金をかけて、こんなオチなのか…」みたいな。

 

例えばトラックと電車を綱引きさせるのもさあ、思ったより破壊が起きないわけだし。なんかこう、地味だよな。かけてる資金に対して。なんか爆発で破壊描写が見えにくいしさあ。

 

もっと破壊描写が見れる分シミュレートするやつが面白い。

 

 

なんというかね、つまり予想外の事が起きるっていうコトが面白いっていうことなんだが、創作においては、それは限界があるわけじゃん。

 

だって頭の中でシミュレートするってことは、そいつの経験しか使えないわけだろ?

例えば、ドラえもんを例にするが、例えばのびたがある秘密道具を与えられて、それで色々やるわけだが、それのえいきょうがすごい大規模になって言って、もっと社会に混乱を与えてもおかしくないわけだろ?

 

例えばのびたがどこでもドアを使ってなんか金を稼いで色々と物流を破壊したりとかしたらもっと世の中がもっとなんかかわっていって、更にカオス理論的にそれが他の現象を呼んで~とかさあ。バタフライエフェクト的にさあ。

 

でも作者はそこまで考えなくていいわけじゃん。連載漫画なわけだし、それに作者の経験の中でしか物をかたれないわけだよね。

 

だからこそ実験って面白いと思うわけだよ。自分の経験の外の現象が起きる(かもしれない)わけだしな

 

まあ、メイドインアビスとかロード・オブ・ザ・リングとかダンジョン飯とか、、すごい設定が凝っている作品が俺が面白いって思うのは、そういう理由からなんだよな。

リアリティがある作品が面白い、みたいなのは、そういう「予想外のことが起きてるから」っていうのもあるんだろうな。

 

でも億超えのYouTuberってさあ。現実で、その予想外のことを行って、この程度かぁ…みたいな残念さがあるよな。俺のほうがもっとうまくやれる。

 

まあ映画の話に戻るけど、つまりターミナル、序盤のレビューなんだが、なんかこう、ここで面白くて視聴を一旦休んでいるが、しかしこのまま視聴を続けて「あ、やっぱつまらねえ」ってなる可能性もあるよな。予想通りのことしか起きないっていうパターン。いやそうでもないかな?だってこれ実話をベースにしてるってことは、それなりにリアリティあるわけでしょ?現実での出来事なんだから、そのリアリティもあるわけじゃん。