ハンターハンター、最近のハンターハンターってさあ、なんかつまらないと思ってたんだよな。
具体的に言うとアリ編から。
でもなんというかね、それは割りと俺に原因があるのではないかと思い始めてたんだよな。
原因が2つある。
1つ目は、政治ネタ。
人類の悪意を表現してるじゃん。ハンターハンターって。俺政治ってなんか嫌いというかね。嫌いだけど最近勉強してるけどね。だって自分の生活に関係してるというか、むしろ関係しないやつって森とかで一人で生きてるやつしかいないじゃん。つまりほとんど政治に無関係なやつっていないじゃんっていうかね。
でも嫌いは嫌い。ほとんど醜い醜悪なおじいちゃんが占拠して子供を犠牲にしてるからな。政治自体が苦手だわ。
ファンタジー小説でもさあ、貴族とか王様とか王権がどうとかいうフェイズあるじゃん。たまにそういうの描写するなろう系あるじゃん?
あれがね、正直良くわからん。なんかね、力こそが全て!みたいな魔王的な感覚で読むじゃん。小説というか創作って。
なのに権利だとか権力だとか王侯貴族だとか意味不明無いこと言ってんじゃねーぞナス!!って思っちゃうわけだよね。
なんかさあハンターとかでもさあ、ネテロがなんか上の人にヘコヘコするのとか、なんかもうヤダみがあるしさあ。
なんか北朝鮮みたいな国が合ったり、貧者のバラが独裁国家に愛用されてたり根絶しようとしたけど誰も手放さないみたいなさあ。
なんかきめえんだわ。ただなんか幻影旅団とかが殺戮したり、人類が住んでる領域の外にむっちゃやべえ生き物がいるとか、そういうのとは別種のやつじゃん。金持ちが悪意を持って関係ないやつを殺すみたいなやつ。
もしこういうのが現実にないなら、俺も「へーそうなんだ」って思うんだろうけども、現実にあるからきめえんだわ。
なんか天気の子とかでも洪水描写があるのが炎上したみたいな話あるけど、それは多分実際に被災した人がいるからだと思うんだよな。
そういうね。リアリティがある。
でもそういうのはね、別の視点から見ると良い側面もあると思う。むしろ。
なんかさあ、創作とかでそういうのを表現しないと、忘れちゃうじゃん。戦争の怖さとか痛みとかをさあ。
なんかさあ、戦争って結局国民が納得しないとできないわけだから、「絶対反対!!」っていうノリなら絶対に戦争はできないわけで。
でも過去、第なん次世界大戦とかのやつで、最初は「すぱーっと終わらせるから!!戦争だけどもさっと終わらせるから!」みたいなノリで始めちゃったけど、思ったよりすごい長引いてこれがいつまで続くんだ・ってなったらしいからね。
そういうのって結局戦争の恐ろしさを国民が分からなかったわけでしょ?
日本もさあ、あんだけ犠牲者を出して最初は戦争はいくない!って思ったはずなのに、なんか最近では「戦争もやむなし」みたいな、
なんかね、そういう国民が戦争に賛成だから戦争しますっていうやつがあるわけじゃん。そして国民に戦争を賛成させるために色々と嘘つくわけでしょ?
アメリカとかもなんかどっかの国が「核ある!!」って言って嘘ついて侵略して殺戮、結局核は見つかりませんですたーっていうオチだし、
ロシアとかでもナチス国家から国民を救うために侵略します、っていう嘘を付いて戦争を始めたわけじゃん。
その結果が逆に自分たちが反撃されてるわけでしょ?
だから戦争とかそういうのは止めたほうがいいんだよ。まず戦争反対が先にあって、そこから前提で話を進めないと。
(こういうと敵が攻撃したらどう防衛すれば良いんだっていう反対意見があるが、まず先に敵国条項をなんとか城って話よ。多分物理的な攻撃はまだ先だから今のうちに経済的に建て直さないとあかんのよ。でないとウクライナ市民みたいに徴兵されるぞ?)
だからこそ、そういうヤダみを広めるための一要素なのかなと思うわけっすわ。
はだしのゲンとか、あるいはメタルギアシリーズとかもさあ、戦争とか核とか、そういう知識とか恐怖を広めるためのそういう娯楽なわけでさあ。
そういう役割がハンターハンターという漫画にも多少あるんだなと。結構そういう見方もできるよな。
ハンターハンターとかはだしのゲンとかさあ、そういう「戦争は怖い」っていう共通認識がないと、会話って通用しないじゃん。
実際原子発電とかもさあ、原発賛成派って話通じないじゃん。賛成派って「いや人類にとって核はコントロールできるんで」みたいな感じじゃん。いや仮に電気が足りないとして(実際には足りてるけど)、リスクバカでかいわけじゃん。
ただ便利だからって理由で、そういう地球破壊するリスクを背負っていいわけないわ。しかも地震大国だし。
増税も同じくさあ「インボイスは必要じゃん」ってやつと話通じないわけでしょ?日本衰退に賛成な、フランス在住のたらこ唇おばけとか、インサイダーデブとかと絶対話し通じないわけじゃん。
それと同じく戦争もさあ、「いや戦争で解決すればいいじゃん」みたいな大多数がそういうことに賛成する流れになってしまうと終わりだと思うわ。
まあ脱線したけどとにかくね、恐怖、痛みを広めることが必要なんじゃねーかな。その点ハンターハンターはホラー的な側面もあるよね。
まずこれが原因の1つ目で、2つ目は、ハンターハンターはコすぎる。濃過ぎなわけですよね。
俺って漫画って結構リズム感で読むタイプだからさあ、情報量が多いじゃんハンターハンターって。
ハンターハンターの場合、小説を読むみたいに1ページに10分とかかけて読んだりするんだよな。1時間かけて1話とかそのぐらいのペース。
だけども、普段、漫画読む時は1ページ1分以内とかのほうがテンポ感があるっていうかね。それが俺の基本の店舗なわけですよね。
そこにね、なんか違和感を感じるというかね。
つまり情報量が濃すぎる。
スピードで読もうとするとなんか頭に入ってこないんだよな。
デスノートとかも何言ってんのかさっぱりわからんわ。
でも逆にさあ、最近流行ってる、縦書き漫画のやつあるじゃん?
アレは逆に情報量薄くてなんかヤだわ。薄すぎてね。バーって流して読む感じのやつだけども。それでもなんか薄い。
通常の漫画のほうがちょうどいいわね。
まあね、その点ハンターハンターのアニメは良いなと思った。
ちょうどいい。ちょうどいい濃さになってるわ。
っていうかさあ、ハンターハンターの蟻編って、キャラに感情移入出来ないところがあるというかね。カイト救出のこともそうだけど、なんかいきなりアリ側のキャラが味方になったりするじゃん、イカルゴとかウェルフィンとかキルアもなんかイカルゴを助けたりしたり、モウラやナックルシュートもむっちゃ心が有りすぎて合理にそぐわない行動を取っててね。
全員ネテロやゴンみたいな感覚で作戦に参加してるって思い込んでたからちょっと良くわからんかったわ。漫画で読んでたとき「なんでそんなことするの!?」の連続じゃんアリ編って。
でもアニメでそういうね、感情移入の部分がカバーできてて良いなと思った。
先程も言った通り、俺は漫画はスピード感で読むタイプだから、そういう感情移入の部分が出来てなかったわ。
そしてアニメだと音楽とか時間間隔とかでちゃんとそれぞれの行動の心理みたいなのが理解できた感じ
特にアリ王って擁護する人多いけど、それがちょっと理解できなかったわけですよね。
いや侵略者に対して情を与えるのは意味わからんなー。子供とか殺戮してたし。なんかイイヤツぶってネテロに「俺が王になることが人類にとって良いことだぞ」って言ってたけども、「何いってんだこの偽善者」って思ってたわけですよね。こういう悪人が幸せに死ぬみたいなやつって腹がタチませんか?
でもアニメで見てなんかこう、ジャイアンが映画で良いことをするとむっちゃ良いことをしたように見える、不良が子犬を助けるとむっちゃ良いことをしたように見えるみたいな、そういう感覚が理解できた。確かにアリ王イイヤツっていう人の気持わかるわ。
あと、なんかアリ編ややこしいと思ったけど、割と単純な話なんだなってのがわかった。
簡単に言うと侵略生物が来て、ゴンたちが護衛を引き付けてる間に、アリ王がネテロと戦って、核みたいなやつが発動して、その毒で実は死にそうになりつつ記憶喪失になって復活して、コムギのことを思い出そうとしたところにウェルフィンがラッキーパンチっていうそれだけのことなんですわな。
ただ、なんでイカルゴはウェルフィンにメッセンジャーを任せたのがわからん。アリ王ってなんかそんな話通じるようなやつだったか?なんか人質もあのおっさんが内緒でセックスするために匿ってたやつだろ?人質としての価値ないじゃん。
いやイカルゴたちってそんなアリ王のこと良く知らないみたいな感じだったっけ?良くわからんわそこは。