バトルプログラマーシラセを見たときの感想

サブスクでバトルプログラマーシラセを見ておもったことを書く

 

科学都市的な、白い感覚、明るい感じを覚えたわけです。

 

なんか夜俺は見ていて、眠たいけどそこまで眠たくないという感じそういう半覚醒状態になったからなのか、なんというかこのアニメに内容以上の感覚を覚えたのである。

 

なんというか思い出補正的な、明らかに過大評価的な感覚というか、客観的に見てそこまでオモシロいアニメとも思えないが、俺がこのアニメを解釈してまた別の記憶を引っ張り出している用に思えたのである。

 

それが前述の「明るい感じ」なのだ。

 

なんというかその感覚は、俺の後天的に得た性質とは全く真逆なのである

 

私は生まれてこの方、割と自分は押さえつけられてきた、それが後天的に得た性質である。

私には可能性があったというかもっと環境が良ければもっと新しいものに挑戦したかった。もっと金があれば、もっと人運があれば。

だがそこまで俺は運がよくなかった。今は運が良かったと思っているというか、俺は今まで徐々に運勢が上がっていっていると感じるというか、子供の頃は割とやらされてる部活で毎日絶望的な感覚を持っていたが、それらは年代を進むにつれて解決していっているというか。

だから今は楽しいけどもしかし逆に言えば俺の幼少期は、割とハード寄りだったように感じる。

家庭が崩壊していたわけでも、いじめられていたわけでもない、不良に絡まれたこともない。割と中流程度で皆も優しかったし家族で旅行や遊びに行くことも普通だったのだが、俺自身の期待を全く超えることはなかったというか、そもそも部活がきつすぎたし学校も何時間も座らされて死にそうだったわけである。

もちろんこれ以上キツイ環境もあるだろうが俺のキャパを完全に超えていた。

 

だがそうではない人生もあるのだろうなと。自分のやりたいことをやらせてくれるというか、他の家庭を見てみるともっとこう、なんとなかったんじゃないのかっていう感覚である

 

押さえつけられてきた、というのはつまり具体的に言うと、まあ子供扱いされて自由を制限されてきたと言うべきか。まあカネがないとか、あるいは学校にいかないといけないとか、授業が理解できないとか面白くないとか、そういうことである。

 

そしていずれそれは自分で自分を縛っていくのだ。できないからやらないのではなく、できるけどやらないになっていうのである

 

だがそうじゃない世界もあるわけだ。なんか今まで俺はそれが普通、それが人生だと思っていたが、そうではないものもある、そういういい意味で自分に縛りを与えなかった人たちが最終的に成功するのだろうなと。

 

そしてこのアニメのいろづかいなり、ノリなりを見て、「ああ、こいつらはそういう制限を受けてないのだな」という感覚を得たのである、

 

ビジュアル的には、なんか駐車場、広い駐車場があって、その駐車場はなんか科学都市とか学園の中にあるような感覚。ここでいうビジュアルというのは、はっきり見えるわけではないというか視覚的なものではないかもしれないが、なんというか記憶の中にその感覚と近いものを持ってくるという感じだろうか。

 

そしてここでは別に何をしてもいいです。この場所時間は何をしてもいいという自由が与えられてるように感じた。金も遊びも。

そう言われると人は成長しないだとか寂しいだとかいうやつもおるが、俺の場合はある程度放任されていたほうが成長するタイプなのではないだろうか。

 

この感覚はアレにも似ている。前にアキバとか、ゲーセンとか、東京や北海道に行ったときの感覚だ。あそこもなんというか、新しい土地にきてワクワクした。という感覚があるというか、オタクみたいな感覚である。アキバのすごいマニアックな人形とかがディスプレイされている空間。

 

 

まあ何をいいたいのかと言うと、このアニメを見たときの感覚がそれだったのである。つまり制作者の精神性をそういうふうに俺は捉えたということである。

 

なんというか、確実に言えるのは、この制作者は俺の昔みたいに囚われてないと言うか。オタクなんじゃないかと思うわけである。なんかこう、子供の時から欲しいものを買えたんだろうなと。働くかもしくは親に買ってもらうなどして。

 

なんというか、内容はそこまで面白いというわけでもない。特有のノリみたいなのがあるからノレないというのもあるかもしれない。

 

だがなんというか鬱屈していないなと思った。俺みたいに鬱屈しておらず斜に構えていないという。素直さを感じたのである、それでいて

 

なんというか、これはアレだ。すごい学園祭的なものを感じるのである。学園祭で作ったアニメ動画みたいなアニメだ

 

普通の創作物というものは、縛りみたいなものがある用に感じる。その次代にはその時代にあった作風というものがあり、そして感覚として鬱屈としたものを感じるものなのである。

こう言うと悪い事のように思えるが、それが面白いかどうかは関係なく、面白くて鬱屈としているイメージのものもあるのだ。

 

例えば鬱屈としていて面白い漫画家として個人的に石黒正数がいると思っている。なんというか感覚的に彼の書く漫画は、すごい考えられていて、かつ鬱々としたイメージが有るのだ。

例えば「それ街」の主人公が消滅する展開とかシリアス展開とか、あるいは「フルット」の毎回のお約束のやつとかを毎回律儀にやるとかにあらわれている用に思える、

凄まじくこの人は真面目なんだなと思った。作品に対して真摯すぎる。彼のチャンネルを聞いてもこの人しっかりしとるわっていう感じで、しっかりと面白い。俺みたいい意味不明なことを言うのではなく、毎回ちゃんと面白いことを毎回言ってくれる。なのに再生数1万行かないみたいな隠れたオモシロチャンネルなので見てくれ。

石黒正数 - YouTube

(なんか暇空関連で一方的に石黒が被害を受けた例の件で知ったわけだけど、その釈明以降も定期的に動画を上げてくれる)

 

まあ話は戻るが対してこのシラセは正反対であり、全く考えられておらず、かつ能天気? もしくは学生のノリで作っている感じがする。その軽さ。

まあどっちも良さがあるというか、よくここまで正反対の精神性があるものだと思う。それが娯楽の良さ。

 

そして子供扱いされていない感じがして良い。

 

シラセで欠かせないのがエロネタである。それは別に面白くはないが、むしろ滑っていると個人的に思うのだが、だが大人向けであるということを意識させる。なんというか体位のネタとか、ロリに興奮する兄貴とか。そういうこと言っちゃっていいの!?みたいなことを言うのである。それがなんというか大人向け的な感覚を彷彿とさせて良い。

 

見た直後とかは「ええ、いきなり何いってんのこの人」みたいな感じだけど、それはなんというか俺の中のPTAがそう叫ぶのである。その証拠に小説などの文字文体や漫画とかなら俺のPTAが封印されているのです。アニメという声に出すことで「恥ずかしい」ってなるパターン。

 

でもその滑っているエロネタが、なんというかオタク感というか、東京に来てホテルでたまたま見た深夜アニメ的な感覚がするのだ

 

「はは、なんだよこれ」みたいな感じの。

 

そして俺は疑問に思ったのだが、こういうネタを入れることって出来るのか?なんかロリコンネタとか超法規的措置とかアウトよりのネタがあって、それに対してBPOとか邪魔者は黙ってないのではないか。

 

なんというか普通のアニメはそういう理性的なものが働いて、こういう物を作れない感じがしているのに、このアニメはそういうルールを破っている感じがする。

 

そういうルールが出来る前なのかと考えても絵柄的に大昔のアニメぽくもないし、あとよく見てみるとなんか5話しかないし、なんか普通のアニメと経路が違う感。

そこで俺はウィキでこのこの放送局を見てみた

以下引用

BPS バトルプログラマーシラセ - Wikipedia

BPS バトルプログラマーシラセ』(ビーピーエス バトルプログラマーシラセ)は、独立UHF局を中心に2003年10月から放送されたAIC制作のUHFアニメである。なお、「BPS」の表記は、タイトルロゴでは「bpS」となっている。

独立UHF局で作られたUHFアニメらしい。UFHとはなんなのか

 

全国独立放送協議会(ぜんこくどくりつほうそうきょくきょうぎかい、英:Japanese Association of Independent Television Stations、英略称:JAITS)は、日本の地上デジタルテレビ放送を行う民間放送局のうち、ネットワークに所属していない独立放送局で構成されている団体である

ネットワーク二所属していない放送局がUHFというわけだがネットワークとは?

放送におけるネットワークは、放送事業者が開設する放送局同士のつながりで、「放送系列」とも称される。

ネットワーク内では、放送番組、ニュース素材やニュース番組の送受などが行われる。系列内で融通される番組は、ラインネットテープネットの2種類がある。ほかに再放送、他系列から番組販売で放送される番組もある。

なんかよくわからんが、キー局といってどこでも見る同じ放送グループが会って対してローカル局とかもあって、そ野中の一つがUHFってこと?

UHFアニメ一覧 - Wikipedia

それでUHFアニメを見てみたイメージがつきづらいから。ビックオーとかカブトボーグとかがあるらしい。マイナーなものなのかと思ったら結構評価高いアニメが多い印象。THEオタクっていう感じのアニメやエッチなアニメが多い印象。

なんかノイタミナみたいな、そういう「私達しっかりしてますよ。社会人も見れるアニメ作ります。オタクにも理解がありますよ、」みたいな、にわかオタク的な感じじゃなくて、俺が思う理想のオタク的な、「ガチじゃん」みたいな感じのオタクって感じだな

 

というバイアスがあったわけだけど、スクロールしてみると網羅されすぎてない?え?俺がイメージしてたのはなんというかマイナーな感じのやつだったんだけどメジャーなタイトルもたくさんあるな。特殊なものかと思ってたわけだけどこのUHFっていうやつ。なんか独立なんとかってあるから、なんか有志のやつらが集まって作った、売国偏向報道上等の悪逆非道のテレビ組織から外れたテレビ局みたいな。なんか

いやよくわからんなテレビ局の仕組みが。

 

まあでも違うかも?今俺が言ったことは忘れてほしい。テレビ局で判断するんじゃなくてアニメ会社で判断するかこういうとき普通

アニメインターナショナルカンパニー - Wikipedia

AICってところらしいが、なんか全体的にジャンプと言うよりもマガジンみたいな感じかな?天地無用とか。でもそこまで特色がある会社っぽくはないな

 

 

なんかよくわからん事を言っているが上のことは忘れてほしい

俺が感じた違和感はシラセのwikiに描いてあるわ

 

この作品の特色的な所は、放送前に全く何のアナウンスも無かった事、ゲリラ的とも言える突発的な登場だった事である。同じ枠である瓶詰妖精のB面扱いだった事や、1話を三分割した事からも穴埋め作品的位置づけと言える。

 

瓶詰妖精ってアニメのおまけ扱いだったってことか。なんか枠が余っててなんかしないといけないけど原作が見つからないから急遽作ってみました的な感じなのかな?

そしてなんか割とこのアニメについて評価が高い理由としてオマージュが多いことと記載がある

ゲリラ的ならではのいくつかの拘り的な「ネタ」が随所に散りばめられているのも この作品が一部で熱狂的に支持される理由である。(中略)

知らない人間にはサッパリ分からないが、別に知らなくても支障はないように隠しコマンドのように重層的に、分かった時には痛快とも言える、ありとあらゆる「ネタ」が埋め込まれている事である。

なんというか、思ったよりも情報量が多いんだろうか。シンプルというか、そこまで深み的なものは一切ないみたいな印象だけど。そういうオタク的な文化というかそういう知識量的なものはあるのだろうか?

劇中で出てくる「鋭敏電子」はシャープ のもじりであり、一話のパソコン・X68000に拘る登場人物達や、劇中で爆破される鋭敏電子幕張支社ビルが、シャープ機種の雑誌『Oh!X』で連載されていた「シャープに爆弾を仕掛ける会」(シャープが新機種を出す度に互換性を無視したりするので、どこかの平和団体のように時限爆弾を掲げ、シャープがユーザーサイドに立った動きを見せれば戻し、無視しているようなら進めるという企画)のオマージュであったりするなど

 

つまり身内ネタ的な、ごく一部の人しか見ていない雑誌のネタを使っていたりするという。

具体的にはシャープが昔に出したパソコンについてのテーマの雑誌で、その中で「シャープはなんで新機種が出るたびに前の周辺機器が使えなくなるんですかね…もう怒った」っていうネタ爆弾を仕掛けるみたいなネタをしていた。そういう誰が分かるんだよっていうやつを元ネタにしているという

 

でもなんというか、こういう設定の深みみたいなものを視聴者はなんとなく感覚で捉えているとおもうんすよね。やはり岸辺露伴がいうように「作品はリアルであるほどよい」みたいな事を言っていたわけですよ。ダンジョン飯もその設定の深さがあるから名作足り得るわけです。それが人気の理由か。

 

あと思ったんだけど前述の「爆弾を仕掛ける」っていうネタ、しかも会社名を指定してっていう。もう最近じゃ使えないネタだよなぁ…色々と怖くて。なんか小女子事件といい、なーんかなぁみたいな。いやまあ必要なことなのかもしれないが、なんかこう、ね。

そういえばニコニコも爆破ネタがあったけど、「よくない会社は破壊します」的なそういうネタの流れが昔あったのだろうか? しらんけど知ってる人がいたら教えてくれ

 

 

そしてなんかエロい描写についてはセーフという扱いらしい。裸とかないし。体位だけだし。

ロリータ・コンプレックス的なエロい描写もあるが、裸などは出てこず、登場人物が誤解する行為も実際には行われておらず、言葉のみで視聴者にイメージさせているのもこの作品の非凡なところである。ある意味、昨今の寸止めアニメの逆説的手法である。

いやなんか最近炎上とかあるじゃん。こういうのツッコまれそーと思ってたわけだけど、まあそうか数年前はこれが当たり前じゃなかったんだな。なんか俺自身がPTAになってたのかもしれにあ。

 

そしてその伸び伸びさみたいなのに俺は自由を感じていたのではないだろうか。

 

っていうかアレだな。こういうアニメというか、それぞれが自由に作りたいだけ作品を作れる環境というか、あるいは俺が幼少期に伸び伸びと生きれたはずの世界というか、

そういう世界をぶっ壊して、ディストピア的な世界を作ってきたのが裏金党だから、そいつらは未分不相応だから、特権がない普通の一般市民に戻ってもらい、れいわ新選組へ政権を託すしか無いのよ。こういうオタク的なやつらが活動できるようにしなければ、しなければいけない。そのためのれいわ新選組なんだろうなと。