啓発本とかで、記憶術みたいなやつよくありますよね。
その中でよくある、忘却曲線とかって概念があるんですがね。
まず忘却極前について説明すると
エビングハウスの忘却曲線とは 最適な復習タイミングと注意点を解説 | ツギノジダイ (asahi.com)
ある程度の問題を解いてもらうわけですよね被験者に。
意味のないアルファベッドを覚えてもらって、それを何時間後にいくつ覚えるのか、みたいなことをデータに取っていく
すると復習するごとに覚えるやつが増えていく、みたいな。そういうやつ。
これがなんか、最初に覚えた後、1時間後にまたテスト、そのまた1日後に再テスト、3日後に、一週間後に、一ヶ月後に、ってどんどん期間を広げていったほうが効率が良いみたいな、そういうデータがあるらしいです。
でもこれって思うんですけど、そのデータにこだわらないほうが良い気がするんですよね。
そういう、何時間後、何日後に復習すれば最も効率がいいって言うから、実際俺は正確にそうしようとしてたけども。
でも管理するのめんどい!!!
だってよ。じゃあ次のテストは3日後とかになるからその間も別の単語郡を覚えるわけじゃん?
そしてそのまた別の単語郡、ってどんどん増えて言ってスケジュールがクソみたいになるわけじゃん。
だからプログラムとかで管理しようと書こうとしたけど、なんかめんどくさくてしなかったな。
でも思うのだけども、そういう管理って必要か?
この実験で大事なのは、「復習するほど覚えられる確率があがる」、みたいなことではないですか。
なんかこの数値を自分に当てはめない方がいいなって、思った
最近思ったんだがね。記憶アプリとかをやっている時、速攻で覚えられるやつはある共通点があると気がついたんですよ。
それは「昔見たやつ」
昔、何ヶ月とか数年とか前に、その単語を見た覚えがあったんすよ。
プログラミングとかで、そういう単語を見る機会があったわけなんですがね。
なんかそういうね、昔見た単語とかが、結構覚えやすい。
その一方で、今まで全く見てこなかった単語が覚えづらいなと。
「employeeが、「従業員」みたいな意味でworkerじゃないの!?」みたいな。
それで思うんですけど、長期記憶のためには、この「一旦忘れる」というものが必要なんだなって思ったわ。
いや、正確にはぼんやりと覚えてるけどね。
忘れたと言ってもぼんやりと覚えてるもんじゃないですか。
なんかこう、正確には覚えてないけど、「馴染み」が出てくるじゃないですか。
完全に初対面よりも、昔会ったやつと再開するほうが馴染みがあるみたいな。
そういう「馴染み」があったほうが覚えられる。
つまり今覚えてるやつも、一旦忘れて、そしてまた覚えれば馴染むと思うんですよね。
なんかこれ、心理学でなんかあったな。人は何度も合う人に好感を懐きやすいみたいな。
そういう感覚があるわな。
まあつまり、別に忘却曲線のデータを完全に学習に取り入れるってことじゃなくて、単に復習するほど覚えますよみたいな。それが例え数カ月後に復習とかでも結構効果があるんじゃね?みたいな。
まあでも大事なのは、覚える、忘れる、のサイクルを何度も続けるってことだと思う。
それで何回のサイクルで覚えられるのか、みたいな。そういうデータがほしいわな。
もしくは一分程度の復習でも効果があるのかとか、速度は学習に関係あるのかとか。頻度は高いほうが効率が良いのかむしろ頻度が低いほうが効率がいいんじゃないかとか。
割りと学習アプリで、パラパラーって答えを見るときとかに寝起きだから完全に理解してない時があるけど、結構それだけでも徐々に記憶できてる感じがするわ。
まあ個人的にもし過去に戻って1冊の英単語を記憶するならば、俺の場合、記憶しないと意識してどんどん単語と意味を見て言って、その5分とかそのぐらいのセットを日常の中に取り入れていき、それを1000回とか1万回とかぐらい繰り返して、それからテストして覚えてるやつをけしていく、
そしてまた繰り返す、みたいな感じになると思うな。
とにかくはじめになじませる事が重要なのではないか。その馴染みの効率を増やすためにできるだけ馴染ませ待機の単語を増やす、みたいな、そういう発想。
もしひとつひとつの単語を重点的に覚えようとしたら、それだけ馴染ませる量が減るわけじゃないですか。