集中と分散

 

集中力集中力言う取りますけどね。昨今の意識高い系書籍はね。

 

いや今はしらんけど。

 

でもいうて、集中力=頭の良さ、っていうのは、どうなんだろうねっていう気持ちがあるよね。

 

前々から思ってたんだけども。

 

結局集中力っていうのは、「絞り込む」っていうことだと思うんだよね。

 

別の言いかたをするならば「集中」とか「ほかを捨てる」ということだと思うん諏訪。

 

物を捨てる、断捨離とか、あるいは選択と集中とか言いますけども

 

例えばリソースが10合った場合、

同時に1つのことをすると、10全部出せばいいけど。

2つのことをする場合、5,5とか、3,7とか、5個のことをする場合、2,2、2、2、2とか

どうしてもリソースが分散して、一つに付きあまり集中できない。

 

だから無駄なのを削ぎ落として、一つに集中しましょうと。

 

それが集中力。

 

だからそういうね、「集中する=頭がいい」、というよりも、

 

「集中する=最も効率的」というか、最適解みたいなもんで、

 

頭の良さっていうのは前述の例で言うところの、10あるリソース自体のことなんじゃないかと思ったんすわ。

 

だから、もし超天才で、集中力皆無だとしたら、例えば頭の良さ(リソース)が1000あって、同時に100個に分散されてたとしたら、一つ10だから常人レベルみたいな。

 

逆にリソースが20だけでも、一つのことに集中していれば、20で常人よりも有利みたいな。

 

まあこのリソースっていうのは頭の良さもそうだけど、時間が一番大事な気がするわ。

 

結局それをどのくらい長く続けてたかっていうのが一番強さに直結すると思う。

 

もし頭の良さが1でも、それを1万回とか一億回とか繰り返せばその分野でトップ取れるみたいな。

 

それが「集中力」という言葉の真の意味であり、イコール頭の良さとかではないなと、前々から思ってたわ。

 

というか若干折れは集中力という言葉をバカにしていた節もあるわ。

 

集中することが逆に弊害になることもあるよね。

 

例えば疲れるじゃん。飽きるじゃん。同じことばっかりやると。

 

うまく行かなかったり、失敗したりスランプとかしたり「こんな事続けて意味アンのかなって考えたり」

 

そうすると、持続できないじゃん。継続できないじゃん。

だからこそまあ精神力っていうのが関わってくるのかなって。

 

例え話になるが、

工業製手工業というか、一人ひとりがそれぞれ、製品を加工していくっていう感じのやり方があって、それが社会の授業で習ったじゃん?

ベルトコンベアで右から左へ流れてくるのを、なんかネジを締めるとか、そういう簡単な作業をずっと続けるっていう、受け流すっていう、そういう仕事があるわけじゃん。

 

それってまあ、肉体的には楽かもしれないけど精神的には疲れるじゃん。

 

それも集中してはいるけど、いるけど、すっげーつかれる。

 

だからなんか、そういうものづくりの会社の中には、絶対効率は悪くなるけど、一人の作業員が一つの機械を作る。工業製手工業じゃなくて、ちゃんと一人ひとりが一つの機械を完成させてください、みたいな会社があるらしい。

 

その会社は結構いい会社ですよ。儲かってますよ。みたいな話をどっかで聞いたわ。なんだったっけ?

 

 

まあ、それが集中のデメリットだよね。疲れる。飽きる。

 

それで効率的に鍛えられてるのか?目的に近づいてるのか?って疑問に思うっていうか。

 

それ以外に集中って、「それしかできなくなる」っていうデメリットもあるわけじゃん。

 

勉強しかしてこなかった人は勉強しかできないし、運動しかしてこなかった人は運動しかできないじゃん。

 

ある空間では無双できるけども、その外側に行けないみたいな。

 

あと視界がすごい狭くなるっていうか。

 

 

つまり俺が言いたいのは「集中力」も万能じゃねーぞって、そう言いたいわけですわ。

 

なんでこう思ったかと言うと、なんかイラストとか練習しているときとかもこう思うんですわ。

 

疲れる。マジで疲れる。精神的に疲れるわけですよ。

 

 

 

 

これって、あれに似てるよな。

 

ハンターハンターのグリードアイランド編の修行編。

 

ビスケがなんか念のオーラの量を集中させると、体の他の部位が無防備になるから、集中させるところ以外にも多少は残しておけ、みたいなことを言ってたじゃん?

 

凝で一つの部分の集中すると、その部分だけはたしかに強い、。

 

でもそれ以外の部分に万が一敵の攻撃がヒットしてしまったら死ぬっていうね。

 

そういう話があったじゃん。

 

あるいはゲームのステータス割り振りとか。

 

 

そう、そういう感覚なわけですよ。集中と分散なわけですわ。

 

 

そういう概念って、会社とかにしか関係ないんでしょ?って思うかもしれないが、日常生活にもあって、つまるところ副業ですわ。あるいはスキル習得。

 

「これをしても意味ないんじゃね?」「これをやったほうがいいんじゃね?」みたいな、そういうバランスというか、そういう概念があるというか、ステ振り的な。

 

 

でもね、理想を言うなら、特化型にしたい、集中型にしたいっていう気持ちもあるよね。

 

なんか一つの分野をずっとやっていって、それだけは絶対に負けないっていう、そういうのを作りたいなって思ってるわけなん諏訪。なんかそういうのあるよね。

 

天才とかそういうやつは、ある程度全部できるんだろうけど、その天才とやらにもこの空間でなら勝てる、みたいな。

 

そういうの憧れるよね。俺は負けず嫌いだからね。負けまくってるけども。