専門家するのではなく万能化するべきではないか

なんか、前回霊能者についての考察を記事にしたけども。そういう語ってるときに思ったんだが、

 

もし仮に霊能者が「その場所が危険かどうか、異界からにせよ五感にせよ、察知して判断する能力」だとして、それってすごい生存戦略的に有利だなって。

 

なんとか原人の頃から、そういうスピリチュアル的なシャーマン的な役割の人がいたのではないか的な。

 

なんか住処とかが安全かどうかを判断するために、そういう霊能者的なやつがいたほうが生存に有利だったんじゃねえかみたいな。オカルトにせよ、超五感&洞察能力にせよ。

 

よく、シャーマニズム、宗教ができたのは、人々が安心を与えるために、つまりストレスを軽減するために必要だったのだ。的な説明をされるし、それも実際超有効だったと思うけども、

 

そういう、超能力的な部分での役割もあったんじゃないか的な。

 

例えば、この洞窟が安全かどうかを判断するときに、科学的に見ればその洞窟は不潔だからヤバい!!ってことを、シャーマンは無意識に察知して、そういった人がいる群れだけが生き残った。

 

でもじゃあなんでそういう生存能力に有利なシャーマン的体質の人がそんなに増えていかなかったのかというと、

 

逆にそういうシャーマン的なやつが多い群れは、カロリー的に効率が悪いと思うんですよね。あと精神ダメージ、そういう人は敏感というか繊細だから、つまり恐怖とかがモロに生活に影響してしまって狂乱状態になって、そういう群れは全滅してしまう、と。

 

つまり、1000人に一人とか、1万人に一人とか、レアだけども確実にいる!っていう、そういう遺伝子を持つ群れだけが生き残った。

 

だから今のように、「霊能者はたまに生まれる」、みたいな遺伝子上のシステムになったわけですよ。多分。

全員が全員そういう能力を持つのはやりすぎというか、コスパが悪いじゃん。

 

一人がその能力をもってさえいればその情報を共有すればいいだけだから「じゃあここはすみかにするのはやめよう」って大昔の人は判断できる。全員がその能力を持っている必要はない、と。

 

その末裔が現代の霊能者なのでは?という妄想。

 

だからこそ、そういうのにハマる人もいるっていう。霊能力者の話を信じない群れも当然排除されるわけですから、霊能力者の話を信じる人がいる群れが生き残るわけで。

 

そういう説明ができるよなって。

 

 

 

 

こういう考えを持ったときに思うのが、なんかアレだな。あの生き物を思い出すよな。

 

なんか名前は忘れたけど、海に漂っているクラゲみたいな、鎖状に繋がった生き物の群れで、それぞれが繁殖や捕食などの役割を分担してるみたいな、キモいけど興味深い生き物がいたじゃん。

 

まあ他にも海外のヤバいアリとかさ、なんか液をブシャーする役割のアリとか色々役割が生まれつき決まってるやつがいるわけじゃん。

 

そういう感じのことが遺伝子にはできるらしい。なんか何%の確立でこのジョブのやつを生み出す、みたいな。

 

そういうのが人間にも多少もっている、みたいな。前述の霊能者みたいなアレで。

 

 

まあ、そういう遺伝子的なものではなくても、人間は明らかに職業でその役割を分化させてきたわけじゃん。

 

例えば、大昔は誰もが、家を立てないといけないし、食料を取らないといけないし、身を守らないといけない、全員が生きるために必要な技能を全て取らないといけない、ってなってたけど、だんだん仕事が専門家していって、この人はツボを作る人、この人は狩りをする人、っていうふうになっていった、みたいな。

 

 

そして現代も、なんか悪いやつを取り締まる人だとか、食料を生み出す人とか、アイデアを出す人だとか、専門家が進んでいったわけですよね。

 

 

でも、その一方で悪いこともあるよなと。

 

その専門性を悪用しているってやつもいるよなと。

 

何度も言ってるけど、政治よ。

 

政治家は、普通の人にはない特権が与えられてるけども、その特権を悪用して、人々を苦しめてるわけですよね。本来はそういう協力しましょう的な感じでやるべきなのに、苦しめて「自己責任!!自己責任!!」って言ってるわけじゃないですか。

 

それでテレビも圧力かけて「自己責任!!自己責任!!増税増税!!」ですよ。完全にヒトラーの民主主義(独裁主義)じゃん。

 

 

他にもさあ、ビックモーターもよ。

車ってもう一般人には扱えないものだから、修理する際には専門家にお願いしないといけない、車に乗ってる人は車の知識なんか無いわけだから、それでビックモはやりたい放題だったわけじゃないですか。

 

 

 

 

こういう問題があるよね。専門化というか、分断っって。

 

確かに効率がいい、一つのことを極めるほうが良いんだろうえども、それによって暴れるやつが生まれちゃうわけじゃないですか。

 

冒頭の霊能者の例だって、悪用しようと思えばいくらでもできるわけですよ。カルト宗教とかもう大問題じゃん。

「悪いことが起きますよ~金くらないと~」ってカツアゲできるわけですよね。しまくってるわけですよね。それで万単位で死者や不幸が生まれてるわけですよ。

 

他にも医者とかもさあ、特に歯医者!!歯医者は日本後進国だからな。

もう海外は虫歯のみを溶かす液剤で、削らずに直すし、再発も防止できるみたいな感じのが当たり前になりつつあるのに、日本は未だ削るのが主流で、中には悪徳商法で、無駄な治療で体に傷をつけて金を儲けてる地獄に落ちるべきゴミがいるわけですよねえ。

 

 

 

まあつまり、主に健康と経済、

 

これが専門家してしまったせいで、つまり一般人が知識がなくなったせいで、暴れてるゴミがいるわけですよね。

 

 

この問題を根本的に解決できる方法は、もうユーチューブとかで知識を広める的なことしかないのかもしれないけども。

 

 

もうね、例えば経済についてもさあ。

 

例えば店とかを経営している人にとって、消費増税がどれだけ悪手なのかわかるじゃん。

 

でも大多数の一般人はそれを知らないわけですよね(まあ最近はバレつつあるけど)

 

前述の歯医者とかは、もう被害者が生まれてるから具体的に分かるじゃん。

 

でも経済ってのは、被害が分かりづらい。原因が分かりづらいわけですよね。

 

今自分たちが苦しんでいる原因は確実に経済政策の失敗なのに、「いやそれは自己責任じゃないの~」とかいってるうんちインフルエンザーがいて、それを信用してしまう一般人がいるわけですよ。

 

何故なら前述の通り、専門家してしまってるから。

 

 

だから思ったのですがね。

 

ここからは完全にSFの世界なんですが、個人も店を作れる会社を作れるぞっていう世界にすれば解決するのではないか?という妄想をしたのですよ。

 

なんか創作で、「ロボットに仕事をさせて人は指示を与えるだけ」みたいな感じの世界観、たまにあるじゃん。最近だとデトロイドメタルシティ?だっけ。デトロイトなんとかっていう、ああそうだデトロイトビカムヒューマンっていうゲームがあったじゃん。

 

アレみたいに、全員店を経営できますよ っていうのはどうなんだろう?って思ったわけですよね。

 

今みたいに、経済に皆感心がないのは、関係ないから。ならみんな経営者にしてしまえば良いという考え。

経営者になればそういう数字のことにも精通するわけですよ。労働者でなくていいから俯瞰して社会を見ることができる。

 

そして余った時間で、全てのことを勉強すれば良い。専門家から万能家になれば良い。

 

まあその中でも専門的になっていくやつもいるだろうけども。ベクトルとしてそういう方向の動きも必要なんじゃないかと思うわけですよ。

 

だって民主主義の多数決のシステム上、多くの人間が正しい知識を持っている必要があるのだから。

 

専門的になったら専門外のことはわからないわけですからね。

どんなに頭のいい人でも例えば科学者でも、専門外の経済のことはわからないし、無関心なわけです。だから介入できない。しにくい。

それで科学者が蔑ろにされる。専門家してたばっかりに墓穴をほってしまうわけですよ。だからある程度万能化するべきなんじゃないかと。

 

科学者でも数学者でも労働者でもニートでも学生でも、ある程度あらゆることを網羅してないとダメなんじゃない?という提言。

 

 

それに専門化してしまったら、一部の人の権力が高くなってしまいますからね。

 

例えば歯医者とか、あるいは車の修理屋なんかも、「あーこれ取り替えないとダメですね」とか「手術しないとダメですね」みたいな感じでバカを見てしまってるんだから。

 

それに対して「え?それは違いますよね」って言えるために万能化するべきなのではないかと。

 

そのためのAIロボットや、自動化。科学の発達とともに、汗垂らして人間が動く必要がなくなってきて、一人ひとりがそういう特権階級になっていく方向性があるわけじゃないですか。ボトムアップ的に。

 

それによって労力を減らすことで一人ひとりがそういう経営者、一人ひとりがそういう大きいスケールで物事を見れるようになったらいいなって。