無人販売ビジネスは悪なのか善なのか、星新一的な面白さがある

無人販売ビジネスって、偶に2chとか切り抜きとかで話題に上げられますよね。

 

 

適当に説明すると、無人販売っていうね、田舎とかでたまにある、人がいない販売所のやつ、アレがどうやら軽いブームらしくて?

 

人がいないからいくらでも盗み放題ではあるんですけど、そこは本人の良心に期待して、みたいな。

 

そして人がいないからその分コストが低い、みたいなね。だから楽にいい感じに儲かる的な。

 

だから結構そういうことをすると儲かりますよ的な情報商材が売れてるのか分からねーが、そういうのが今流行ってるのだと。

 

それに対してツイッター民とか2ch民とかが批判してるらしいんですよね。

 

何が悪いのかと言うと、今の日本の増税増税デフレ状態では、やっぱり生活が厳しいやつがいるから、そういうね。盗むやつもたくさんいるらしい。

 

 

それでそういう盗むやつを捕まえるためにカメラで録画して、警察につかまえてもらおうみたいな。

 

「いやこれ公権力をビジネスに使ってるのっておかしくね?」ってことらしい。

 

 

このことについてね、俺は思うところがあるというかね。

 

実際これ、ダメなのか?と。

 

いや、逆に「無人販売は悪くないだろ!」っていうつもりはないけども、なんかどっちか分からんみたいな。

 

いやね、情報商材的な人は嫌いだけども。

 

 

実際そういう泥棒が捕まれば、世界は平和になるじゃん?

 

なんというかゴキホイホイみたいな感じで。

 

だから捕まえれば捕まえるほど、むしろ良いことをしているのでは?と。

 

それに「公権力をビジネスに使うな!」つったってね。

うーん、どうなんだろうね。別に警察を顎で使ってるみたいなそういうことを言いたいんだろうけど、別に公務執行妨害的なことじゃないじゃん。

 

普通に泥棒を捕まえるのは警察のしごとじゃね?

 

それに、誰でも利用できるからこそ、公共サービスだと思うんだよね。

まあ気持ちは分からんでもないが。

 

 

思ったんですけど、それに対する反論として思ったのが

 

「いやこれ例えるならスラム街で全裸の美女が通ってレイプされたら犯罪だ!みたいなもんだろ」みたいなね。つまり「自衛しろ」と。

 

まあつまり、無人販売で泥棒を捕まえる泥棒ホイホイ的な概念はいいとして、ある程度お前らが捕まえろよ的な。

 

その分警察のリソースが削られるじゃんみたいな。

 

その分外の事件とかの対応が遅れたらどうすんだよ的な。

 

なんかまあ、そういうツッコみはアレだね。日本人らしくて優しくて良いね。

 

まあ俺も別に無人販売が正しいと主張したいわけじゃないからね。

 

ただ30%の逆張り精神と、70%のもやもやから記事を書いただけですから。

 

なんか皆コメントでは「無人販売ビジネスは悪だー!」って意見が主流だけども、本当にそうなん?って疑問に思ったっていうかね。

 

ただね、なんかこう、世の中にはすごい絶対的な悪とか、絶対的な正義の他に、こういった正義なのか悪なのか曖昧な出来事が起こるわけじゃん。

 

そういうのってちょっと面白いなって思いませんか。

 

絶対的な悪っていうのは、例えば窃盗だったりサギだったり、日本の増税推進の政治家だったり、そういうのは悪いっていう結論じゃん。それをどう止めるかって考えることはあるけどもやってることは悪で結論終わりじゃん。

 

絶対的な正義も同じく、この世の中には聖人か天使か神なのかと思うぐらいすごいいいヤツがいるわけじゃん。誇張抜きに発明で何万人も救ってるやつがいるわけじゃん。こういう人を皆崇める必要があるよな。いるかわからない宗教とかよりも実際にこういう人はいるんだから。

 

そして、そうじゃない。悪いのか正しいのか分からないものっていうのもあって、そういうなんだろう、論理的なロジック的な側面に俺はちょっと面白いと思ってしまう。

 

なんかいつもは政治家のクソさを糾弾するような記事を書いているが、今回は別に無人販売ビジネスについて俺は怒りは感じないと言うか。まあどちらかと言えば普通よりの経済活動でしょう。誰かを騙したりしているわけじゃないし。

 

なんかこの一連の流れを面白いコンテンツとしてみているところがある

 

例えばベタなのでいえば「トロッコ問題」とか、「冷たい方程式」ものとか。

 

冷たい方程式ってあまり聞いたこと無いと思うけど、なんかゆっくり文庫で紹介されていたシリーズで、なんか宇宙船に密航した少女を宇宙にほおりだすみたいな小説を元に二次創作がたくさん出たみたいなやつなんだけどもね。詳しくは調べて欲しい

 

 

なんかアレだよね。星新一の小説的な面白さがある